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捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~

SFC修行、マイレージ、クレジットカード、資産運用、デジタルガジェットなどの知識の補足用ブログ

陸マイラーなら黙ってソラチカカードを持っておけ

f:id:romulus_k:20161008232021j:plain飛行機に乗らず、地上にいながらにしてマイルを貯めるという「陸マイラー」。
中でもANAマイラーなら必須と言えるのがソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)。

ソラチカカードの基本と持つべき理由、一緒に持つべきクレジットカードについて解説します。

ソラチカカードの基本情報

ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)は「ANA一般カード」に分類されるANAカードです。
発行会社はJCB。国際ブランドも当然ですがJCBのみです。

ANAカードを比較した記事でも、「陸マイラー活動をしたい」という人なら必須のカードとして紹介しました。

www.romulus-k-anaume.net

年会費は税込2160円(初年度無料)。SFC(スーパーフライヤーズカード)の設定はないので、SFC修行を考えるなら別のカードを持つ必要があります。

このカードが、なぜ陸マイラー必須なのか。
他のカードと何が違うのか。
詳しく見ていきます。

驚異的なマイル還元率

ソラチカカードが誕生したのは2012年。
それまでは、陸マイラーと言えば「いかにクレジットカードや電子マネーの還元率を上げて、マイルを稼ぐか」というところに主眼が置かれていたというイメージがあります。かつてはEdyチャージでポイントが貯まるクレジットカードもいろいろとありましたしね・・・

現在ソラチカカードがANAマイラーにとって必須のアイテムとなっているのは、その驚異的な還元率のためです。それも、ソラチカカード自体を使うことで貯まるポイントではなく、別のポイントだというのがおもしろいところです。

ソラチカカード自体の決済で貯まるポイントはJCBの「Oki Dokiポイント」で、これ自体は他のJCBカードで貯まるものと同じです。
基本的な交換率は0.5%で、1ポイント10マイルで交換するためには交換手数料が必要、という形で何の変哲もありません。
カード決済で貯まるポイントを期待するのであればむしろ、ほとんど魅力のないカードであると言っても過言ではありません。
素直に、何もしなくても還元率1%~1.18%(マイペイすリボの活用でもっと上がりますが)のANA VISA ワイドゴールドカードを持っていなさいという話です。旅行保険付帯とか、その他の部分も特にこれといって魅力のあるカードではありません。

それでも、それらの魅力のなさを補って余りあるだけソラチカカードが最強の陸マイラーカードたる所以は「メトロポイント」と「ANAマイル」の交換システム(メトロポイントPlus)があるというところに尽きます。
その交換レートは、「100メトロポイント」=「90ANAマイル」。0.9倍です。
これがどれだけ高いレートか。
数あるクレジットカードの中で、数あるポイントシステムの中で、これだけのレートを実現するシステムは、現在のところこのソラチカカードしかありません。

陸マイラーという人たちは元々「日常生活で発生するポイントの全てをマイルに集中させる」という方法でマイルを貯めていくものですが、その対象となるポイントの代表的なもの、例えば楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイントなどなど・・・基本的にこれらは2ポイント=1マイル相当、つまり0.5倍の交換率です。
そのままポイントとして使えば1ポイント=1円相当ですので、場合によってはマイルとして使うよりもそのままポイントとして使った方がお得な場合も多くあります。
一般的なマイル価値「1マイル=2円」として、ようやく等価値です。
ただこれが0.9倍だったら。
10万ポイントを交換した場合に1マイル=2円で換算したら、他のポイントが10万円相当にしかならないところが18万円相当ということになります。
元のポイントが多くなればなるほどその差は大きくなり、メリットは計り知れません。

JALマイルについては、今も基本的には0.5倍のレートでしか交換できず、ANAマイルほど交換率の高い方法がないので、結果陸マイラーの主流はANAマイルです。
(その代わりにANAはマイルを使いづらいとか言われることにもなるのですが)

www.romulus-k-anaume.net

ソラチカカードを持っていて、メトロポイントを貯めるという手段を持っていれば大量のANAマイルを獲得できるということです。

メトロポイントの入手方法はさまざまですが、現在の圧倒的な主流はポイントサイトを経由して、さまざまなポイントから最終的にメトロポイントに集約させてANAマイルに交換する、というものです。
・メトロポイントからANAマイルへの交換は月1回限り
・月の上限が20000メトロポイント(=18000ANAマイル)まで
・交換には時間がかかる(即時交換ではなく1~2ヶ月かかる)
というような制限はありますが、それでも年間にしたら21万6000マイルまではソラチカカードを経由して、このレートで手に入るということになります。

ボーナスマイルもらうだけでも持っていて損のないカード

ソラチカカードは、最悪何も使わなくてもボーナスマイルが毎年1000マイル手に入りますし、少しでも陸でANAマイルを貯める人だったら持っていて損のないカードです。

年会費の割引はないので、ボーナスマイル1000マイルをより少ない維持費で手に入れるためにはVISA、Masterの一般カードやANA VISA Suicaカードに一歩譲りますが、2160円で1000マイル(=2.16円/マイル)という数字は、お金でマイルを買うバイマイルの発想としては普通程度の数字です。

気を付けなければならないのは、間違えて他のTo Me CARDを発行しない、ということですね。
・To Me CARD Prime
・To Me CARD Prime PASMO
・To Me CARD ゴールド
・To Me CARD PASMO ゴールド
・To Me CARD 一般
・To Me CARD PASMO 一般(一体型)
このあたりは、メトロポイントからの交換率は0.6倍に留まります。
長いですがとりあえず正式名称の「ANA To Me CARD PASMO JCB」を意識しておけばいいかなと思います。

メトロポイントPlusの登録申請

ソラチカカードを使ってメトロポイントをANAマイルに交換するためには「メトロポイントPlus」に登録する必要があります。
まず、To Me CARD会員専用サイトにアクセスします。

Tokyo Metro To Me CARD 会員専用サイト|ログイン

f:id:romulus_k:20161008234353j:plainまずは①「お客様番号[半角10桁]」と「確認番号」を入力します。
お客様番号はカード表面の「お客様番号 ANA Number(共通)」と書かれた場所にある10桁の番号です。AMCマイレージクラブ番号と同じです。
確認番号は、登録した生年月日の月と日の4桁です。(1月1日なら「0101」)

ログイン後、下のような画面になります。

f:id:romulus_k:20161008234500j:plain次に②「メトロポイントPlus設定」からPASMOとの紐付けを行います。

f:id:romulus_k:20161008235851j:plain「PB」から始まるカード裏面のPASMOの番号を入力し「入力内容を確認する」をクリックします。

f:id:romulus_k:20161008235358j:plainこの画面になったら「送信する」で登録完了です。

f:id:romulus_k:20161008235939j:plainこの設定が済んだ後は「メトロポイント移行申請」→「ANAマイレージクラブ」で、100ポイント単位でANAマイルへの移行が可能です。

f:id:romulus_k:20161009000059j:plain

f:id:romulus_k:20161009000147j:plain

ソラチカカードと組み合わせて持つべきクレジットカード

ソラチカカードは、ポイントサイトの利用を前提にするなら単体でも十分効果があります(というよりもそれがほぼ全てです)が、少しでも効果を高めたいのならクレジットカードとも併用することが望ましいと言えます。
クレジットカードのポイントもまた、メトロポイントを介して高い率でANAマイルに交換することができるからです。

ソラチカカードと組み合わせる代表的なクレジットカードは、以下の3つのパターンです。
①ANA VISA ワイドゴールドカード
年間300万円決済による「V3」ステージ到達と、マイペイすリボを活用したボーナスポイントの獲得という条件を満たせば最大マイル還元率約1.71%が可能になるカードです。
・年間の決済金額が多く、マイペイすリボの臨時増額(臨時減額)を毎月行うことに抵抗がない場合
・SFC修行を考えている場合
これらの場合には積極的に持つべきと言えるでしょう。
SFC修行後に持つカードとしては、切り替え後の「ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード」は年会費も税込1080円しか変わらずコストパフォーマンスに優れます。

②Extremeカード
年会費税込3240円ですが年間30万円以上の利用で無料となります。
Gポイント経由でソラチカルートを利用すると還元率1.35%が可能なカードです。
いくつか注意する点はありますが、SFC修行を考えず、1枚のクレジットカードの決済メインでマイルを貯めるなら有効な選択肢です。

③LINE Payカード+ファミマTカード
LINE Payカードはプリペイド式のクレジットカードです。現在200円利用ごとにLINEポイントが4ポイント貯まり、LINEポイント100ポイントを90メトロポイントに交換可能という高いレートでの交換が可能になっています。
LINEポイント→メトロポイント→ANAマイルの各段階で0.9倍になるため、LINE Payカード単体で見た時のマイル還元率としては最大1.62%となります。
ファミマTカードは、現在のところLINE Payカードにチャージできる唯一のクレジットカードです。ファミリーマート限定ではありますが、火曜日か土曜日にチャージすればチャージした金額の1%分のTポイントを得ることができます。
全てANAマイルに交換した場合の最大マイル還元率は1.62%+0.5%=2.12%となり、ANA VISA ワイドゴールドカードを超えます。
(例:10000円をファミマTカードで火曜・土曜にチャージして利用した場合)
10000円チャージ→100Tポイント→50ANAマイル
10000円利用→200LINEポイント→180メトロポイント→162ANAマイル

プリペイド式ということで公共料金など一部の支払いに使えないという欠点はありますが、
・完全に年会費無料
・Tポイント、LINEポイントの有効期限を伸ばしやすい
といった点において利点があり、コツコツとANAマイルを貯めるのには有効です。
(2017.4.2追記)
LINE PayカードへのファミマTカードでのチャージは、2017年4月1日よりできなくなってしまいました。LINE Payカード単体でのマイル還元率1.62%が最大となります。