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捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~

SFC修行、マイレージ、クレジットカード、資産運用、デジタルガジェットなどの知識の補足用ブログ

最も簡単にマイル還元率1.35%を実現するExtremeカード(エクストリームカード)

f:id:romulus_k:20160828221912j:plain現在、ANAマイルを陸で貯める場合に、クレジットカードの決済でマイルを貯めるという方法はあくまでも補助的な方法です。

それでも、できることなら少しでも多く貯めたい!というのが実情です。
そんな時の候補の一つ「Extremeカード(以下、エクストリームカード)」について、メリットとデメリットを考察してみます。

エクストリームカードの基本情報

エクストリームカードは、株式会社ジャックスが発行するクレジットカードです。

年会費は税込3240円で、初年度無料です。
年間30万円以上の利用で翌年度の年会費は無料になります。

利用によって貯まるポイントは「Extreme Cardポイント」。
1000円の利用に対して10ポイント貯まる、というシステムです。
ポイントの有効期限は獲得月から2年間で、期限の延長はできません

その他の付帯サービスとしては
・ETCカード発行無料
・海外旅行保険自動付帯
・国内旅行保険利用付帯

といった形で、年会費がかかるクレジットカードとしては標準といったところです。
エクストリームカードの利用がなくても保障してもらえる海外旅行保険の自動付帯は、海外旅行の回数が多くなればメリットと言えます。
海外旅行保険において最も使う機会が多いと思われる「傷害治療保障」が最高200万円保障されます。

最も簡単にマイル還元率1.35%が実現できる

エクストリームカードの最大の特徴は、ソラチカカードを持っていれば「普通にカードを使っているだけで、意識せずマイル還元率1.35%が実現可能」という点です。
例えばANA一般カードは通常のマイル還元率は0.5%ですし、その他のカードもマイル還元率は軒並み1%以下。
年会費を無料にすることができて、かつ1%を超えるマイル還元率というのはなかなかありません。

ただしエクストリームカードは、単体で利用していてもこのマイル還元率は得られません。
単体で持つ場合、特に高い効果はないんですね。

www.romulus-k-anaume.net

というのも、エクストリームカードを利用して貯まるポイントである「Extreme Cardポイント」は、他のポイントプログラムに比較して交換先が非常に限られています。

・Gポイントに移行する

f:id:romulus_k:20161010035425j:plain
・Jデポと引き換える
※1ポイント1円として、翌月の支払い金額から値引きされるシステム

f:id:romulus_k:20161010035628j:plain

この2つしかありません。
この内、マイル還元率1.35%を実現できるのは「Gポイントに交換する」場合ですが、1.35%とするにはGポイントへの登録とソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)が必要です。

今2000ポイントのExtreme Cardポイントがあるとすれば、
2000Extreme Cardポイント→3000Gポイント→3000メトロポイント→2700ANAマイル
という形で、還元率1.35%となります。
※Gポイントからメトロポイントへの交換には、2016年10月現在交換手数料5%のGポイントが必要です。
対象サービスの利用で後から還元されるので計算上除いています。

これがもしエクストリームカード単体だと、Gポイントから直接ANAマイルに交換するしかないので
2000Extreme Cardポイント→3000Gポイント→1500ANAマイル
という形にしかならず、還元率は0.75%に留まります。
利用にあたっては、ソラチカカード所持が前提のカードであると言っても過言ではありません。
ただし、他のカードであってもマイル還元率を上げるためにソラチカカードの所持は必須である場合が多く、エクストリームカードに限った話ではありません。

エクストリームカードのメリット

ソラチカカードはメトロポイントを介するために所持するだけなので、所持して「メトロポイントPlus」に登録さえしてしまえば後はクレジットカードの決済にエクストリームカードを使うだけです。

最も簡単にマイル還元率1.35%が実現できるという点が、エクストリームカードの最大のメリットであると言えます。

例えばANA VISA ワイドゴールドカードは最大約1.71%のマイル還元率を得ることができますが、これには「年間300万円決済+マイペイすリボの手数料を毎月発生させる」という条件を満たす必要があります。
毎月のリボ払いの臨時増額・臨時減額変更の作業が必要であり、また、年間の決済金額がある程度以上でないと1.5%前後の還元率に留まります。

その点エクストリームカードは、何も考えずに普通にクレジットカード決済を続けるだけで1.35%還元にできるので、利用のハードルは低くなります。
年間30万円利用というハードルも、電気料金・水道料金といった公共料金の支払いなど毎月定期的に発生するものを集約させればさほど高くないと思います。

エクストリームカードのデメリット

実際に利用していて感じることとして、エクストリームカードのデメリットは次の3つです。

①交換単位が大きい
②完全年会費無料ではない
③利用明細への反映が遅い

人によっては無視できる程度の地味なデメリットかと思います。

まず①ですが、Gポイントへの交換単位が「2000ポイント以上2000ポイント単位」と大きいです。
2000Extreme cardポイントは、つまり「20万円の決済」を意味します。20万円の決済ごとに、初めて交換が可能になるということです。
最低交換単位としては、かなり高い方に入るのではないかと思いますね。

ポイントの有効期限が2年あるということを考えると、2年で20万円決済していればいいとすればまあ、問題のない範囲ではあります。
そもそもエクストリームカードを利用する場合には年会費無料にするための「年間30万円の決済」がほぼ前提になりますしね。
もしこれよりも決済金額が少ないなら、年会費無料の別のクレジットカードを検討した方がいいでしょう。

次に②。完全年会費無料ではないので、複数のクレジットカードを持っていて決済金額が左右される場合などはあまりお勧めできません。
上に書いたように、メリットを得るためには年間30万円以上の決済が前提です。

最後に③ですが、これが地味に自分が一番使いづらいなと感じるところです。
ジャックスが発行するカード全般に言えることらしいのですが、クレジットカードを利用した後、それが利用明細に反映されるまでがとにかく遅い印象です。
反映までに2~3週間かかることもあって「月末締め翌月27日払い」なのに、月半ばに利用した分がその月の末日締めに間に合わず翌々月の支払いになるということも多いです。

これによるデメリットがどこにあるかというと
・利用可能枠の回復が遅れる
・カードの利用金額を把握しづらい
というところですね。
エクストリームカードを利用してすぐ、当然ですが利用可能枠は減ります。
しかしこれが元に戻るのはその分の支払いをした時点なので、上に書いたような形で支払い日がずれると、この枠が戻るのが1ヶ月遅れるということになります。
限度額がある程度以上あれば、それほど困ることはない話ではありますが、人によっては影響がありそうです。
自分としてもこっちは、それほど大きな問題にはなっていません。

カードの利用金額を把握しづらいという点の方が、個人的にはかなり使いづらいと感じてしまう点です。
例えばANA VISA ワイドゴールドカードを発行している三井住友カードだと、利用の翌日か翌々日には明細に反映されてくることがほとんどなんですよね。
そのため「いつ」「何の支払いに」クレジットカードを使ったか、という把握がしやすいんです。
エクストリームカードの場合これが2~3週間かかったりしますので、月の利用金額をすぐにしっかり把握するためにはレシートを取っておいたりメモ入力したりと他の方法を取る必要があります。

ただ、これについても人によっては全く気にならないデメリットかなあとは思います。
他のカードでも反映が遅いカードはありますし、月の請求金額だけを見て家計を管理しているような場合(今月使った分が翌月の請求になろうが翌々月の請求になろうが気にしない場合)には、全く問題ないでしょうね。

まとめ

ソラチカカードとの併用が前提ではありますが、エクストリームカードは最も簡単にマイル還元率1.35%を実現できます。
陸マイラーであればソラチカカードの所持はほぼ必須であると言えますので、それに加えて持つカードの候補としては有力になるかと思います。

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