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どのANAカードをスーパーフライヤーズカード(SFC)にするべきか

f:id:romulus_k:20160730210433j:plain最終更新:2017年1月25日
SFC修行の到達点、「スーパーフライヤーズカード(SFC)」の発行。
事前に準備しておく必要があることとして「SFCへの切り替えが可能なカードの発行」を以前取り上げました。

今回は、これら「SFCに切り替えることができるANAカード」の内、どのANAカードをSFCにするべきか、という視点で考えてみることにします。

SFCに切り替え可能なANAカードのおさらい

まず、SFCに切り替え可能なANAカードのおさらいです。
以前、ANAカードは同時に8枚まで持てるという記事の中で、どれを持っておくべきかという観点の内容を書きました。

www.romulus-k-anaume.net
その際、SFC修行であれば「ANA VISA ワイドゴールドカード」を事前に持っておくのがお勧めです、と書いたのですが、おそらく実際のパターンも最も多いのはこのワイドゴールドカードをSFCとして「ANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード」を持っている、という人ではないかと思います。自分もこのパターンです。

それはなぜなのか、他の場合との比較を考えてみようかと思います。

プレミアムカードを持っている場合の前後比較

まず、プレミアムカードを既に持っている場合。
・ANA JCB カード プレミアム
(切り替え後)→ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
・ANA VISA プラチナ プレミアムカード
(切り替え後)→ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
・ANA ダイナースプレミアムカード
(切り替え後)→ANA ダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
・ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
(切り替え後)→ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード

それぞれ以上のような切り替え前、切り替え後のカード名称となりますが、いわゆる「プラチナカード」に値するカードですので、持っている人の数自体はそこまででもないと思われます。

「プラチナカードを所持する」という前提で考えた時、これらのカードが第一選択になるかと言われるとまたちょっと微妙な話ですが、継続マイルやその他のカード特典などで既に利益を享受している場合、素直にこれらをSFCに切り替えを行えばいいのではないでしょうか。
それはなぜか。「年会費やカードの機能に差がないから」です。これまでと全く同じ感覚でSFCを持つことができます。

ゴールドカードを持っている場合の前後比較

ゴールドカードの場合は、
①ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを持っている場合
②ダイナース、JCB・VISA・Masterワイドゴールドカードを持っている場合
の2種類に分かれます。

まず①ですが、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを既に持っている場合は、プレミアムカードと同じくこれを切り替えればOKです。理由も同じです。年会費に差がないからです。
マイル積算率が25%→40%へ上昇しますが、これはSFC特典によるものです。

②の場合は、カードの年会費・機能について以下のような変更が伴います。

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どちらも、SFCの方が年会費が高くなるんですね。本会員はどれも税込1,080円、家族会員はJCB・VISA・Masterが税込3,780円、ダイナースが税込4,860円高くなります。
VISA・Masterの場合は「マイペイすリボの登録+WEB明細登録+年6回以上の請求」で本会員税込11,340円、家族会員税込6,480円まで割引されます。
またJCBの場合は、EdyチャージでOki Dokiポイントが発生します。
(VISA・Masterはチャージはできますがポイント発生はありません)

カードのマイル積算率は全て25%→40%に上昇します。

一般カード・ワイドカードを持っている場合

一般カードでSFCへの切り替えができるのはソラチカカードやANA VISA Suicaカードを除いた、いわゆる「通常」のJCB・VISA・Masterの一般カードのみです。
ワイドカードも同じです。

これらをスーパーフライヤーズカードに切り替える場合は「ANA スーパーフライヤーズ一般カード」に切り替えることになりますが、その際の変更点が以下の通りです。

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特に一般カードから切り替えた場合、年会費の差額がかなり大きいことがわかります。
カードの保障内容がワイドカードと同等になりますのでその差もありますが、最低でも10,000円程度の維持費がかかります。
VISA・Masterの場合は「マイペイすリボへの登録+年1回以上の請求」を満たすと税込10,017円まで割引になります。
家族会員については明確な記載はありませんが、ANA一般・ワイドカードの家族カードの場合で「税抜525円=税込567円」の割引があるので、それに準じるとすると税込4,941円になります。
わかりにくいのでVISA・Masterの場合の年会費割引を表にまとめるとこんな感じになりました。
①がマイペイすリボ登録の割引、②がWEB明細サービス登録の割引、金額は全て税込(8%)です。

  割引なし ①のみ ②のみ ①+②
一般 ¥2,160 ¥1,107 ¥1,620 ¥1,107
ワイド ¥7,830 ¥6,777 ¥7,290 ¥6,777
ワイドゴールド ¥15,120 ¥11,340 ¥14,040 ¥10,260
SFC一般 ¥11,070 ¥10,017 ¥10,530 ¥10,017
SFCゴールド ¥16,200 ¥12,420 ¥15,120 ¥11,340
一般家族会員 ¥1,080 ¥513 ¥1,080 ¥513
ワイド家族会員 ¥1,620 ¥1,053 ¥1,080 ¥1,053
ワイドゴールド家族会員 ¥4,320 ¥2,700 ¥4,320 ¥2,700
SFC一般家族会員 ¥5,508 ¥4,941 ¥5,508 ¥4,941
SFCゴールド家族会員 ¥8,100 ¥6,480 ¥8,100 ¥6,480


見比べると、①と②の同時登録でさらに割引となるのはワイドゴールドとSFCゴールドのみ、それも本会員だけなので、それ以外は「①のみ」と「①+②」で金額が同じなんですね。

つまり、SFCを決済にほとんど利用せず、ただ所持しているだけの場合=維持費を最小限にとどめるという場合、第一選択は「VISAかMasterのスーパーフライヤーズ一般カード」ということになるでしょう。

マイペイすリボ登録による割引後であれば、本会員10,017円と家族会員4,941円で最低維持費になります。

ただしここに10マイルコースへの移行料税込6,480円を含めるとあっさりとゴールドの年会費(本会員11,340円、家族会員6,480円)を超えてしまいます。
従って、決済に使って10マイルコースにしたいならゴールド、そうでないなら一般、という形の選択肢になるかと思います。

ゴールドの場合、マイペイすリボを駆使すれば最大1.71%の還元率を得られるということもありますので、決済の有無がさらに重要になります。

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まとめ

どのANAカードをSFCとして持つべきか。個人的な結論は
・プレミアムカードを持っているならそれをSFCに切り替える
・ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを持っているならそれをSFCに切り替える

それ以外の場合は、
・SFCでの決済をせず、10マイルコースへの移行を行わない→スーパーフライヤーズ一般カード
(最低維持費は、本会員税込10,017円、家族会員税込4,941円)
・SFCで決済をする(10マイルコースが必要である)→スーパーフライヤーズゴールドカード

その際の国際ブランドは、年会費割引を求めるならVISAかMaster。
(最低維持費は、本会員11,340円、家族会員6,480円)
Edyチャージでのポイント付与に魅力を感じるならJCB。
(最低維持費は、本会員16,200円、家族会員8,100円)

というところでしょうか。やっぱり結局はこれまで言ってきた通り、ANA VISA ワイドゴールドカードをSFCに切り替えするというのがお勧めです。
そうでない場合も、VISA・Masterの年会費割引があるという点は、やっぱり魅力だと思います。

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