捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~

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クリスマスになると見たくなる映画「ホームアローン」に、無理やり飛行機視点を絡めてみる

f:id:romulus_k:20161106225606j:plainクリスマスまで後1ヶ月ちょっとというこの時期、毎年なんだかんだ見たくなる映画が「ホームアローン」です。
飛行機情報も陸マイラー情報もなく、全く役に立つものはありませんけど書きたくなったんで書きます。

ホームアローンの基礎知識

※以下、ネタバレしまくっているので念のため注意です。
有名な映画ですが、ホームアローンについての基礎知識をおさらい。
シリーズとしては一応5まで制作されていますが、今回取り上げるのはマコーレー・カルキンが主演している「1」と「2」だけです。
正直3以降、特に4と5は劇場公開用ではないということで注目度も低いのでなかったことにされている感がちらほら。
ホームアローン2には、あのドナルド・トランプが出演していたということでも最近話題になっています。プラザホテルのオーナー時代に、ホテルのロビーでケビンが道を尋ねるというシチュエーションでカメオ出演しているのですが、そういえばそんなシーンあったかも・・・というくらいの短いシーンですね。

wikipediaから、1のストーリーを引用。

クリスマスの家族旅行で、シカゴに在住するマカリスター家はパリに行くことになっていた。しかしその当日の朝、停電の発生によりセットしていた目覚まし時計がリセットされてしまい全員が寝坊し、急いで空港へと向かったため、前日の兄とのトラブルにより屋根裏部屋で寝ていた8歳の少年ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)が1人家に取り残されてしまった。
ケビンはうるさい家族がいなくなった事を喜び、1人暮らしを満喫する。しかし、その家を2人組の泥棒、ハリー・ライム(ジョー・ペシ)とマーヴ・マーチャント(ダニエル・スターン)が狙っていた。ケビンは家を泥棒から守るべく、家の日用品などを用いて家中に仕掛けを作り、泥棒たちを迎え撃つ。

家に1人になってしまった状態から、泥棒2人組をさまざまな仕掛けで迎え撃つ、というのが主な内容のコメディ映画です。
実際、泥棒がケビンの家に入ってからのシーンを筆頭に、今見ても十分楽しめます。1作目は2016年11月7日現在、Amazonプライムビデオの対象になっていますのでプライム会員の方は是非どうぞ。

・・・というかこの映画、日本公開が1991年ですからもう25年も前の作品なんですよね・・・
1993年とかだったかと思いますが、テレビ放送されたものを録画したVHSで、何回この映画を見ていたかわかりません。たぶん100回じゃ済まないんじゃないかというくらい、飽きもせずによく見ていたものです。

今見ると気が付くことが3つあった

そんなわけで、ホームアローンと言えば「アホな泥棒2人がケビンにやっつけられる様を痛快に見る」というところが一番の見どころです。
登場人物が非常に魅力的ですよね。特に泥棒2人がハリーとマーヴのコンビでいい味出してるから、ここまでのヒットに至ったのではないかと思います。

しかし、この映画を今改めて見返してみると、この泥棒との対決だけでなくいろいろと気が付くことがありました。

①旅の準備は万全にね
出発の前日、旅行の準備でてんやわんやの中、大量のピザで夕食を取っているところにバズとケビンがトラブルを起こしてパスポートが牛乳まみれに。その罰を受けてケビンは屋根裏部屋へ・・・というシーン。
次の日寝坊したピーターがパスポートを「今電子レンジで乾かしてる」というセリフがあるんですけど、前日の内にやっておけよと。

②子供だけエコノミー、親はビジネス
騒動の背景として描かれているのが「クリスマスの家族旅行でシカゴからパリに飛行機で出かける」という点ですが・・・
この時には、ピーター一家とフランク一家の2つの家族が集合しています。

<ピーター一家>
父:ピーター・マカリスター
母:ケイト・マカリスター
長男:バズ・マカリスター
次男:ジェフ・マカリスター
三男:ケビン・マカリスター
長女:リニー・マカリスター
次女:ミーガン・マカリスター
<フランク一家>
父:フランク・マカリスター(ピーターの兄)
母:レスリー・マカリスター
長男:ロッド・マカリスター
次男:フラー・マカリスター
長女:ヘザー・マカリスター
次女:トレイシー・マカリスター
三女:ソンドラ・マカリスター
四女:ブルック・マカリスター

年齢考えると順序変えた方がいいような気がしますが、まあいいか。
それぞれ5人と6人の子供がいる家族って結構な大家族ですよねー。大変だこりゃ。

出発前日深夜の停電発生を受けて、総勢15人いる家族親族全員が寝坊するという寝坊一族が、混乱の中、近所のガキンチョを間違えてカウントすることによりケビンを忘れたまま乗ったエアポートリムジンタクシー。これが家を出発したのが、フライトの45分前。国際線で45分前に家を出発・・・よく間に合いましたね(笑)
マカリスター一家の家があるのは「シカゴ・リンカーン通りの671番地」という実際にはない架空の番地ですが、現実の「Lincoln Avenue」からシカゴ・オヘア国際空港まで車で大体15~20分くらいのようなのでマジでギリギリですね。国内線でもちょっと焦るレベル。

空港内を、子供をちょっと気にしながら走って走ってギリギリ間に合って、バラバラの座席に。ちなみに乗っている便はアメリカン航空です。
しばらくして機内食が出て来ているあたりで、ケイトが化粧を直しながらピーターに話しかけます。(以下、吹き替え版のセリフうろ覚えです。)

ケイト「子供たちだけエコノミーで、かわいそうだったかしら」
ピーター「そんなことないさ。僕が小さい時は飛行機なんて乗ったことなかった。(中略)今の子供たちは恵まれてるよ」

親4人はビジネス、子供11人(ケビン乗ってないけど)はエコノミーという予約なんですよね。
まあ全員ビジネスは絶対無理でしょうから親だけビジネスか全員エコノミーという選択になるんでしょうけど、子供がかわいそう、というよりはこの子供たちの世話をさせられるCAがかわいそうです(笑)
もしこれが、寝坊がなくてしっかり乗れてて、そこそこ近いところに陣取る形で予約が取れていたとしたら、確実にバズとケビンあたりが何かやらかしたと思います。

「飛行機に乗れるだけで今の子供は幸せだ」・・・まあ、1990年ですから「今の子供」つっても自分くらいのおっさん世代なんですけど確かにそうかもしれないなと思いました。
自分は、子供には飛行機好きになってもらいたいなあと思います。そしたら子供が乗りたがってるからって理由で自分もいっぱい飛行機乗れるかもしれないのでやっぱりこう、あれだけデカイものが空を飛ぶってことには、ロマンがありますから。そういうの理解してくれる子供だと嬉しいなあ。わくわく。

ちなみに続編のホームアローン2では、またしても寝坊した一家が空港を走っていたところ、テープレコーダーの電池を入れ替えてて出遅れるケビン。すぐに父親ピーターの背中を追いかけて走っているつもりが同じコートを着た別のおっさんを追いかけてしまっていた結果、フロリダに行くはずのところをニューヨーク行きの便に乗って、そのまま離陸してしまって「みんなはフロリダ、僕だけニューヨーク(ニヤリ」という、ANAの立ち乗りもびっくりの展開です。これも時代でしょうか。

③今見ると自分に重ね合わせるのが親
ホームアローンの公開当時、自分はケビンとほぼ同年代でした。・・・というと歳がバレますが。
そんなわけで当時は、見ていて重ね合わせるのは当然ケビンなわけです。
ああ、自分にはこんな思い切った行動できないなあ、とか。
自分も家に1人で取り残されたらどうしようかなあ、とか。

それが時代を経ていくにつれて、自分と重ね合わせる登場人物が徐々に大人寄りになっていくんですよね。
まだそんな歳ではないはずなんですけどつい先週見たら完全にもうピーターとかケイトの目線ですからね。
いやーこれこの後片付け大変だぞ・・・とか。
ケイト「子供が大勢いて目が回りそう」→そうでしょうね奥さん大変ですね。とか。自分の子供まだいないのに(笑)

弟の金(たぶん)でビジネスクラスに乗って「シャンパンをくれ、タダだよな?」って言ったりなみなみ注がせようとしたり、タカリ根性丸出しなフランクおじさんに「ちょっと気持ちわかるな…( ;´Д`)」とか思ったり。

飛行機興味ない時には見ても全然印象に残らなかったアメリカン航空の昔のビジネスクラスに「おっ」と思ったりしたので、何回も見てる映画でもそんなこともあるんだなあ、と思いました。見ないわけではなくても、映画を批評するほど見てるわけでもない普通の人である自分ですが、他にも視点が変わるだけで全く別の印象を受ける映画ってたくさんあるんでしょうね。幼い頃にはよさがわからなかったものが後々欠かすことのできない大切なものになっていったりするように、名作は視点を変えながら後世に語り継がれていく、そんなことを感じました。故・水野晴郎さんの気持ちになります。

いやあ、ビジネスクラスって、本当にいいものですね(そっち!?