クレジットカード

年会費無料のゴールドカードが欲しくてエポスカードを作った

2017年3月19日

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2016年12月、エポスカードを発行しました。
このエポスカードは、いくつかある「年会費無料で持つことのできるゴールドカード」の内の一つとしてなかなか魅力的なクレジットカードです。

この記事では、エポスカードの内容と魅力的なポイントについて紹介します。

エポスカードの基礎知識

エポスカードは、丸井グループの子会社の一つである株式会社エポスカードが発行するクレジットカードです。
年会費は永年無料。正確には「デザインカード」と言われる種類のカード発行には500円かかりますが、通常の赤と黒のデザインの場合は発行にも手数料などはかかりません。
デザインカードは種類も豊富なので、券面にこだわる場合にはこちらの発行もアリかもしれませんね。
自分はクレジットカードの券面にはあまりこだわらないので通常通りのカードを選択しました。
色は基本黒にしてしまう性格なのですが、エクストリームカードやLINE Payカードなどで黒の券面のものは既に多く持っていたので赤にしました。

エポスカードを使用した決済では、通常、200円の決済金額ごとに1エポスポイントが付きます。つまり、還元率として0.5%です。
年会費無料でも1%以上の還元率があるカードはそれなりの数存在します。正確な意味でのクレジットカードではありませんが、LINE Payカードは単体でも2%還元ですし、単純に還元率だけを見ると全く魅力的でないのがエポスカードです。

リボ払いにした上で利息発生の金額を最小にするという方法を使うことで200円ごとに2エポスポイントまで上げることはできますが、それでも還元率1%。もっと簡単に還元率を高くすることのできるクレジットカードはたくさんあります。

では、作る価値はないのか?
いや、それでも作る価値がある。それがエポスカードです。

エポスカードは「死蔵向け」クレジットカード

いわゆる「死蔵向けカード」というものがあります。決済目的で持つカードではなく、カードに付帯している特典をメインにする目的で所持するカード、というものです。
例えば、陸マイラー御用達のクレジットカード「ソラチカルート」も、ANAマイルを貯める目的であれば決済で使うべきカードではありませんので、これも死蔵向けカードと言うことができます。ANAカードで言えば他に「ANA VISA Suicaカード」「ANA TOP&ClubQ PASMO Masterカード」なども、年会費を安くして毎年継続ボーナスマイルを発生させる方法として有用です。いずれも、決済用カードとしてメインに使っていくのならより還元率の高いカードは多くあります。(このあたりはもらえるポイントとか年会費とかバランス考えることも必要ですが)
いずれにしても、ガンガン決済してポイントを貯めていくというのを目的にするのならば、エポスカードを選ぶべきではありません。

エポスカードを持つことによるメリットは、大きく挙げて以下の4つです。
・年に4回実施される「マルコとマルオの7日間」期間中は、店頭での買い物、インターネットでの買い物共にエポスカードの決済で10%オフ
・一部飲食店やカラオケなどの施設での10%オフ等の優待
・年会費無料のクレジットカードの割に、海外旅行保険が充実している
・使用実績を積むことで、年会費無料のゴールドカードへインビテーションが来る

では、順番に見ていきましょう。

年4回の「マルコとマルオの7日間」で10%オフ

マルイでは、3月・5月・9月・11月に1週間限定のセールとして「マルコとマルオの7日間」が開催されます。
過去の開催実績から見ると、概ね各月の20日前後に開始日が設定されることが多いようです。直近の開催は、2017年3月24日(金)~2017年3月30日(木)でした。
このセールはエポスカードの会員限定のもので、会員であれば誰でも10%オフになるという特典があります。

店頭での買い物に限らずマルイウェブでの買い物に対してもこの期間中は10%オフが適用されますので、この時期を狙って大きな買い物をするとかなりお得になりそうです。
エポスカードは年会費無料のクレジットカードですので、持つだけ持っておいて決済はこの時期だけ、というのも十分選択肢になるでしょう。
ただ、CICに残る情報やクレジットヒストリーを考えれば、普段使いはしないながらも少額決済を続けた方がいいかなとは思います。

www.romulus-k-anaume.net

一部飲食店やカラオケなどの施設での優待

公式ページにて「エポスカードの10大特典」とされている特典の内、5つがこの「店頭で使うことでお得」というものです。

・全国の飲食店で割引や特典
ホテルのレストランなどで飲食代10%オフ、エポスポイント5倍など

対象店舗は全国各地広いですが、使いやすそうなのはロイヤルホストやカウボーイ家族など、全国チェーン店の10%オフでしょうか。

・遊園地入園料割引など
富士急ハイランド、よみうりランドなどのフリーパス優待など

遊園地入園料割引などは遊園地に限らず水族館やレジャー施設全般にわたっていて、全国各地さまざまな施設が対象となっています。
具体的な優待内容は施設によってさまざまですが、どの施設も大体10%前後の優待となる場合が多いようです。

・カラオケが割引
シダックス、BIG ECHO、カラオケ館、CLUB DAM、ジャンボカラオケ広場、カラオケレインボーでルーム料金30%オフなどの特典

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カラオケの優待・特典 | エポトクプラザ | エポスカードより引用)

・美容院やネイルで割引
全国の美容院やネイルサロンのほか、エステやリラクゼーションの料金優待など

飲食店、遊園地などと同じく施設によってかなり優待内容が異なりますが、カラオケルーム料金30%オフ、施術料金10%オフなど条件や利用頻度によってはお得に使うことができそうです。
いずれもエポスカードの提示のみで特典を得ることができ、おそらく必ずしもエポスカードで支払う必要はありません。
よく使う施設にあたるかどうか、ということが大きく影響しそうではありますが、合致すればそれなりにメリットがあるかと思います。

死蔵最大のメリット「海外旅行保険の充実」

エポスカードを持っておく理由の最も大きいもの、と言ってもいいのがこの「海外旅行保険の充実」です。
エポスカードの海外旅行保険は、以下の通りの補償内容となっています。f:id:romulus_k:20170318181237p:plain

傷害死亡・後遺障害・・・最高500万円
傷害治療費用・・・200万円
疾病治療費用・・・270万円
賠償責任(免責なし)・・・2000万円
救援者費用・・・100万円
携行品損害(免責3000円)・・・20万円

よくクレジットカードの謳い文句に書いてある海外旅行保険では、表示されている金額だけ見れば2000万円とか5000万円とか1億円とか、ものすごく高い金額が書かれていて、とてつもなく大きな補償を受けられる印象を受けることがあります。
しかしこれらの金額は「傷害死亡・後遺障害」にかかる金額。自分が死んだ後のことを考えるならば、ここが高額なクレジットカードを1枚持っておいて損はないのだろうとは思いますが、どんなに高額のものだったとしても、ここの金額は複数枚のクレジットカードを合計することができません。
死亡保障が5000万円のものと1億円のものと、2枚クレジットカードを持っているとすると、5000万円の方は乱暴な話、補償が0円でも同じようなものだということです。
エポスカードの「傷害死亡・後遺障害」の金額は最高500万円。「海外旅行保険1億円!」とかいうのに比較すると見劣りするように見える金額ですが、重要なのはそこではなく、「傷害治療費用」「疾病治療費用」の部分です。
クレジットカードには、傷害死亡や後遺障害に大きな金額の保障があっても、この傷害治療費用や疾病治療費用が付いていない場合が割と多くあります。特に年会費無料のクレジットカードの場合、死亡保障が1000万円でそれ以外はゼロ、とか普通にあります。

そんな中、エポスカードは年会費無料で、傷害治療費用200万円、疾病治療費用270万円までを補償してくれます。

また大きな点の一つとして、エポスカードのこれらの補償は「自動付帯」であるということがあります。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険には、カードでの旅行代金の支払いなどが必要になる「利用付帯」と、決済の有無に関係なく所持しているだけで補償が受けられる「自動付帯」の二種類がありますが、年会費無料のクレジットカードの中には「利用付帯」による補償となっているものも少なくありません。同じような金額が並んでいても、利用付帯の場合にはあまり活用できないということもありますので注意が必要なのです。

海外旅行において、最も使う機会が多いのは「旅行先で具合を悪くしたりケガをして、病院を受診した」という際に使う「障害治療費用」「疾病治療費用」の2つの費用です。
年会費無料で、かつ自動付帯によってこの金額の補償を受けられるカードは少ないですので、安心を得るという意味で非常に意味が大きいと言えるでしょう。

年会費無料のゴールドカードへのインビテーション

今回、自分がエポスカードを申し込んだ理由がこの「年会費無料のゴールドカードへのインビテーション」の存在です。

エポスゴールドカードは通常、年会費5000円です。ゴールドカードの中では安い方の年会費かな?という印象ではありますが、無料にするためには直接ゴールドカードを申し込むのではなくエポスカードをまず発行し、決済の実績を積んだ上で送られてくるゴールドカードへのインビテーションを待つ必要があります。

インビテーションの条件は明らかにされてはいませんが、
・エポスカードを発行後、1年以上の期間が経過している
・エポスカードを発行してから、年間50万円以上を決済している
という2つの条件が有力と言われています。

例えば発行後半年で100万円決済でインビテーションが来るなど、必ずしもこの条件に当てはまらない場合もあるようですが、重要なのは「カード会社にとって優良顧客と考えてもらう」こと。支払の遅延がないことは当然のこととして、自分の信用情報や決済の金額、リボ払い・キャッシング利用の有無や金額もある程度影響していると言えそうです。

また、直接申し込んだ場合にかかるエポスゴールドカードの年会費5000円は、初年度は必ずかかってしまいますが年間50万円以上の決済で「翌年以降永年無料」になります。エポスカードからのインビテーションは50万円ぴったりで送られてくるわけではないので、50万円決済でぴったり区切りをつけたい、という場合には最初からゴールドカードを申し込んで初年度だけ5000円を払い、その後1年間で計画的に50万円分を決済する、というのも一つの考え方としてはアリかと思います。
特に、ゴールドカードからさらに決済を続けて得られる年会費2万円(税込)のエポスプラチナカードへのインビテーションを狙う場合には、特に有効でしょう。
エポスカード→エポスゴールドカード→エポスプラチナカードと段階を経る場合には、ゴールドカードのインビテーションを受けるまでの決済はプラチナカードのインビテーションには考慮されないので、約50万円分の決済を年会費5000円を支払うことでキャンセルすることができるということになるからです。

ゴールドカードにして何が得られるか

それでは、実際にゴールドカードへインビテーションが受けられたとして、何が変わるのか。
エポスカードと、エポスゴールドカードの違いは何かを見てみます。

・通常2年間のポイント有効期限が無期限になる
・マルイの利用でのポイントアップ(1回払いで還元率1%)
エポスゴールドカードになるとマルイでの還元率が0.5%→1%へ上がる他、得られるエポスポイントの期限が無期限になります。

・店頭提示で得られる特典の対象店が増える
地味な違いですが、店頭で提示することで得られる特典の中にも、ゴールドカード以上限定のものがあります。

・年間50万円以上の利用で2500エポスポイント、100万円以上の利用で10000エポスポイントのボーナスポイント
また、年間50万円以上の利用でボーナスポイントが得られます。得られるポイント数と金額が見合うものかどうかは微妙なところかなという印象ですが・・・

・「選べるポイントアップショップ」登録(3つまで)でポイント3倍(=還元率1.5%)
プラチナ・ゴールド会員限定!選べるポイントアップショップ
割と使えそうかなと感じるのは、3つまで設定できるこの「選べるポイントアップショップ」によって、登録ショップでの買い物で3倍のポイント獲得ができるということです。通常0.5%の還元率が、限定的ではありますが1.5%還元まで上昇するということになります。
ただし、ANAマイルを貯めるという観点で見た場合はここからさらに60%の交換率でしか交換できないので、還元率0.9%にとどまります。
もともとANAマイルを陸マイラー活動で貯めようと思った場合、クレジットカードで貯めるよりはポイントサイトを利用した方が圧倒的に効率がいいので、還元率という面で見た場合にはゴールドカードであっても「基本的な決済手段として用いるカードではない」というのが正直なところです。
また、ゴールドカードになる際にカード番号が変更となるため、携帯電話料金や公共料金の支払いなどに用いていた場合は設定の変更が必要となります。エポスカードは入会後のキャンペーンとして公共料金の支払いに使うとポイントがもらえるということも多くありますが、将来のゴールドカードへの変更を考えると若干面倒を感じてしまうところです。

・海外旅行保険の充実
・空港ラウンジの利用
・国際線、海外利用のサービスの充実

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通常カードの時点でかなり充実している海外旅行保険がさらに充実することと、空港のカードラウンジが使える、というのが最も大きいポイントでしょうか。

国際線や海外利用のサービスの充実は
・Visaゴールド国際線クローク(一時預かり)の料金15%オフ
・Visaゴールド空港宅配の料金15%オフ
・Visaゴールド海外Wi-Fiレンタルの通信料20%オフ
・海外カード紛失時の緊急カード発行無料
という4つです。
空港宅配などは無料付帯されているゴールドカードもありますのでそれほど大きい優待ではありませんが、「年会費無料のゴールドカードとして」という条件ならアリかと思います。

エポスゴールドカードで使うことができる特典の中でも大きいと思われるのが「空港のカードラウンジ無料利用」。
他の種類でもゴールドカードであれば無料で利用できるところが多いですが、ラウンジによって対象となるクレジットカードが多少異なっています。
エポスゴールドカードで利用できる空港ラウンジは以下の通りで、必要十分といったところです。

・羽田空港国内線
AIRPORT LOUNGE 第1旅客ターミナル 2F南ウイング(手荷物検査後)
AIRPORT LOUNGE 第1旅客ターミナル 2F北ウイング(手荷物検査後)
AIRPORT LOUNGE 第1旅客ターミナル 1F中央(手荷物検査前)
AIRPORT LOUNGE 第2旅客ターミナル 2F南(手荷物検査後)
AIRPORT LOUNGE 第2旅客ターミナル 4F北ピア(手荷物検査後)
AIRPORT LOUNGE 第2旅客ターミナル 3F北(手荷物検査前)
・羽田空港国際線
SKY LOUNGE 国際線旅客ターミナル4階中央(出国手続き後)
SKY LOUNGE ANNEX 国際線旅客ターミナル4階北(出国手続き後)
・成田空港国際線
IASS Executive Lounge 第1旅客ターミナル本館5F(出国手続き前)
IASS Executive Lounge 第2旅客ターミナル本館4F(出国手続き前)
・新千歳空港
スーパーラウンジ 国内線ターミナルビル3F(手荷物検査前)
・函館空港
ビジネスラウンジ A Spring. 国内線旅客ターミナルビル2階(手荷物検査前)
・仙台空港
ビジネスラウンジ EAST SIDE 旅客ターミナルビル3階東側飲食店奥(手荷物検査前)
・小松空港
スカイラウンジ白山 国内線旅客ターミナルビル2階(手荷物検査前)
・中部国際空港(セントレア)
第2プレミアムラウンジセントレア 旅客ターミナルビル3F(手荷物検査前)
・伊丹空港
カードラウンジ ラウンジオーサカ ターミナルビル中央ブロック3階(手荷物検査前)
・関西国際空港
カードメンバーズラウンジ六甲第1ターミナルビル 北ウイング12番ゲート前(出国手続き後)
カードメンバーズラウンジアネックス六甲 第1ターミナルビル 北ウイング中間駅そば(出国手続き後)
カードメンバーズラウンジ金剛 第1ターミナルビル 南ウイング29番ゲート前(出国手続き後)
カードメンバーズラウンジ比叡 第1ターミナルビル3F(出国手続き前)
・神戸空港
ラウンジ神戸 2F搭乗待合室内(手荷物検査後)
・広島空港
ビジネスラウンジ もみじ 国内線2階出発ロビー(手荷物検査前)
・松山空港
ビジネスラウンジ 旅客ターミナル2階 (手荷物検査前)
スカイラウンジ 旅客ターミナル3階 (手荷物検査前)
・福岡空港
くつろぎのラウンジTIME 国内線旅客ターミナルビル1階(手荷物検査前)
ラウンジTIMEインターナショナル 国際線旅客ターミナルビル3階(出国手続き後)
・北九州空港
ラウンジひまわり ターミナルビル2階 国内線搭乗待合室内(手荷物検査後)
・長崎空港
ビジネスラウンジ アザレア 旅客ターミナル2階出発ロビー(手荷物検査前)
・熊本空港
ラウンジ「ASO」 国内線旅客ターミナルビル2階(手荷物検査前)
・大分空港
ラウンジ くにさき 国内線ターミナルビル2階 搭乗待合室内(手荷物検査後)
・鹿児島空港
スカイラウンジ菜の花 国内線旅客ターミナルビル2F(手荷物検査前)
・那覇空港
ラウンジ華 国内線旅客ターミナルビル1F(手荷物検査前)
・ハワイホノルル国際空港
「IASS Hawaii Lounge」 国際線ターミナル、ガーデンコートエリア内
ホノルルラウンジ
・仁川国際空港
「MATINA」 旅客ターミナル4F(出国手続き後)

航空会社のラウンジに比較すると見劣りしてしまうカードラウンジも多いですが、いくつかの空港では保安検査場を過ぎた後に利用できたりしますし、あるに越したことはありません。旅行を充実させるのには十分役に立ちますし、何よりも選択肢が増えるということが重要です。

すでにSFC修行を検討していてANA VISA ワイドゴールドカードを持っている場合などは、そちらで同じカードラウンジを使うことができるため恩恵はありません。
自分の場合も既にSFCをワイドゴールドカードからの切り替えで持っていますので、正直な話ゴールドカードへのインビテーションを考えず、エポスカードを死蔵しておくという方が賢いのかもしれません。
エポスゴールドカードを直接申し込めば年会費5000円でこれが利用できるわけですので、決済金額の大きさと釣り合わないという考えもあるかと思います。

インビテーションの条件はおよそ50万円の決済です。
例えば還元率の高い決済用カードが2%だったとして、その差は7500ポイント(2%=10000ポイント、0.5%=2500ポイント)。言い換えると「7500ポイント分で年会費無料のゴールドカードが手に入る」ということに近いわけですが、これをどう捉えるか、ですね。

エポスプラチナカードへのインビテーション

www.eposcard.co.jp

エポスカードにはエポスゴールドカードよりさらに上位のクレジットカードとしてエポスプラチナカードもあります。
こちらはゴールドカードと異なり直接申し込むことができず、所持するためにはゴールドカードからのインビテーションが必要になります。年会費もさすがに無料というわけにはならず、税込2万円がかかります。
ゴールドカードへのインビテーション条件と同様に明らかにはされていませんが「100万円以上の年間利用」がプラチナカードのインビテーションの条件と言われています。

こちらを最初から狙うのなら、ゴールドカードを年会費5000円で申し込んでしまう方がいいような気がしますね。カードの利用期間もある程度インビテーションの条件に関わってくるのかもしれませんが、エポスカード→エポスゴールドカードのインビテーションに50万円かかると考えた場合、この分はゴールドカードの利用金額としてはカウントされないので、それなら最初からゴールドカードが手元にあった方が時間もお金もかからないかな、という印象があります。

年会費2万円のプラチナカードとしては「MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」などが比較対象になるでしょうか。MUFGプラチナアメックスもプラチナカードとしては年会費が安く、海外の航空会社ラウンジの多くを使うことができる「プライオリティパス」が家族会員含めて無料で発行できるなど魅力の高いクレジットカードです。
エポスプラチナカードには家族カードの設定はないものの、海外旅行保険(一部はMUFGプラチナアメックスより補償内容が充実しています)に家族分が付帯されたり誕生月にポイントが2倍になったり、年100万円の利用で20000エポスポイントがボーナスとして付与されたりなど、使い方によってはメリットを得られるクレジットカードであると言えます。

得られるメリットを享受するだけの環境にないので、自分はおそらくプラチナカードまでは目指すことはないかと思います。

まとめ

エポスカードは年会費無料で発行後、死蔵しているだけでも多くのメリットを得られるクレジットカードです。
ゴールドカードへのインビテーションについては、記事中でも書いていますが、既にANA VISA ワイドゴールドカードをSFCに切り替えしANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカードを所持している自分にとって、エポスゴールドカードが役に立つかどうかはコストパフォーマンスだけを考えると正直微妙なところかなと思っています。
エポスカードだけ持っていて他のクレジットカードで決済していた方が賢いのではないかという気もしますが、それでも「ある程度実費負担すれば、あとは永久に上級会員」的な、ある種SFC修行にも似たような条件と言えるこのエポスゴールドカードに、自分は魅力を感じてしまいました。
無理せずしばらくメインカードとして使ってみて、いつかインビテーションが来ればいいかなーと思っています。クレジットカードもSFC修行も趣味みたいなものなので、利益追求だけではなくあまり気張らずに、楽しんでクレジットカードを育てていきたいですね。

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