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3秒でもっとハッピーになる 名言セラピー+(プラス) レビュー

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ひすいこたろう著【3秒でもっとハッピーになる 名言セラピー+(プラス)】のレビュー記事です。

全体の感想まとめ

・気楽に読める「ポジティブ本」
・物事の捉え方がいろいろあることを知り、自分の価値観を知るきっかけになる本

ひすいこたろうさんと言えば有名なこの「名言セラピー」シリーズ。楽な文体で多すぎない文章量。あっという間に気楽に読める量ですが、同じ出来事があったとして、自分はどう解釈するだろう・・・と思ったら、世の中の出来事をどのように捉えるか、ということにはいろんな視点があって、自分の中にない視点を取り込むヒントになる本だなあと思いました。

レビュー詳細

人生の質を上げていくには、まず言葉を変えることである。
この考えは、ビジネス書では比較的目にする考えですが、最近自分がよく意識していて「その通りだなあー」と思っている考えです。

思いは変えなくていい。まず、言葉を変えよう。本気でね!
(Kindle版より引用 位置No.163〜)

本書にはその部分について、このようなとってもシンプルな書き方です。
思わなくても、とりあえず言葉に出しておけばいい。そしたらその通りになるから。
というくらいの、軽いノリです。(この後に、もう少しちゃんとした解説が書いてありますが)

このあたりの「言葉」の重要性を書いた本はたくさんありますが、今の所このブログにあるのは「なぜ、あなたの思考は現実化しないのか?」のレビュー記事が一番詳しいんじゃないかと思います。
「現実」を変えるためには「言葉」を変える必要がある、という前提に立った時に「自分がどういう言葉をアウトプットしていきたいか?」という視点を与えてくれる本です。

いくつか、自分が響いたなと思うところを挙げてみます。

好きなところをたくさん見つけられる能力、それがしあわせ力。嫌いなところをたくさん見つけられる能力、それが不幸力。
(Kindle版より引用 位置No.646〜)

これ、本当にそうだなと、実感しています。自分もそうでしたがそもそも不幸感の多い人は、過去の経験から「人のダメなところ、イヤなところ」を探すことが思考のクセになっていて、それに気がついていない人が非常に多いです。「あいつの悪いところが気になってしょうがないのは、あいつに悪いところがあるからだ。だからあいつが悪い!」みたいな思考です。いいところがあるかどうか、探すこともしないし、悪いところをいいところに言い換えてみるという発想もないんですよね。
でもそれは「自分が勝手にそっちを選んでいるだけですよ」ということを知ると「ああそうか、いいところを探すかどうかは訓練なんだな」ということになって、そうしたらあとはもう訓練あるのみ。

何があろうが「いいね!」と言ってみる。
何があろうが「ラッキー」「ツイてる」と言ってみる。
何か問題だと思ったことがあれば「この問題によって起こる、イイことは何だろう?」と考えてみる。

そういう視点を持つことができたら、マジで物事のいい面が目立つようになってきますね。
これまでの自分だったら、マイナスにしか捉えられなかったようなことでも「待てよ、それって自分の成長のチャンスじゃね?」と思ったり。
仕事上の具体的な問題で言えば、例えば言うこと聞かない部下がいた時に「いや、こういう人がいるからこそ、自分が伝え方を意識するきっかけになる」と捉えられたりします。
どちらが幸せか。明らかに「好きなところをたくさん見つけられる」状態の方が幸せです。
どちらを見るのかを選んでいるのは自分である。そういう考えに至ることができた今の自分は、本当にラッキーだなと思います。

先日、心理学博士の小林正観さんの講演会に参加して、胸に突き刺さったものは、この言葉でした。
「結局、仕事も、人生も投げかけたものが返ってきます。投げかけないものは返ってこない」
(Kindle版より引用 位置No.698〜)

「返報性の原理」という言葉が、このあたりに合致する言葉かと思います。
ありがとうを言われたらありがとうと言いたくなる、というやつですね。意識によって変えられるものではもちろんあるんですけど、人間は「やってもらったこと」をそのまま返したくなるという性質がある。
幸せを投げかけたら幸せになることが返ってくるし、ウンコみたいな暴言投げつけたらちゃんとウンコが返ってくるんですよね。
だったら自分のやりたいことは何か。ウンコじゃなくて幸せを投げかけよう。相手がプラスになるような、言葉・行動を意識したいものです。

「お金を払う時にお金に『ありがとう』と言うと、お金が仲間を連れて戻って来てくれるよ」と累計納税額日本一の斎藤一人さんは言っています。つまり金運も上がるんですね。
(Kindle版より引用 位置No.894〜)

これも最近になって、あまり意識していなかったなと感じる概念でした。
例えば物を買う時、つまり「お金を使う」時に、そこに楽しさがあるかどうか。物を手に入れたという、その「物」に対するワクワクはあっても、お金を使うこと、お金を出すことには「もったいない」「出したくない」というようなマイナスの感情があったなと思います。
ただもう少し大局的な視点で見てみれば、自分がその物を買うために払ったお金は、物を買ったお店に入り、お店の人の給料になったり税金として納められたり、と言う形で回り回って、誰か別の人のハッピーやありがとうを作っていくという事実があります。
もちろん、何にお金をいくら使うかは大事なので、よく考えた上でですが、どうせ使うなら喜んで使っていた方が得だよなと思って、そこからはそれを意識しています。

全体的に軽い文体なので、非常にあっさりと読めます。使われている言葉自体は単純ですが、そこから得ようと思うと深いなあーと思います。
なんとなくふわっと、気負わずに幸せになれる本。そんな本じゃないかなと思います。