その他雑記 北海道観光

戌の日に北海道神宮で安産祈願をしてきた話

2017年1月13日

f:id:romulus_k:20170112223555p:plain

2016年9月、台湾旅行の最終日(台風で滞在延長のエクストラステージ5日目)に、奥様が妊娠していることがわかりました。
無事に生まれてきてくれればいいなあ、という願いをこめて、北海道神宮で戌の日に安産祈願をしてきましたので記録として残しておきます。

「戌の日」って何?いつ?

正直、これまで「戌の日」という言葉を知りませんでした。見てもなんて読むのかわかりませんでしたからね。「いぬのひ」と読みます。

「戌(いぬ)の日」とは、十二支の11番目にあたる、12日に一度めぐってくる日のこと。たくさんの子を産み、お産が軽い犬は、昔から安産の守り神として人々に愛されてきました。それにあやかって、12日に一度訪れる戌の日に、妊婦さんと赤ちゃんの無事を願って、安産祈願を行うようになったと言われています。 「帯祝い」は、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、妊婦さんが腹帯を巻いて安産をお祈りする儀式をいいますが、時代や地域によって風習や習慣にも違いがあるようです。

戌の日に安産祈願っていつするの?どこの神社がおすすめ?腹帯って? | ベビカム

なるほどなるほど。妊娠5ヶ月目の最初の戌の日にお参りすればいいわけですね。
じゃあウチの奥様の、妊娠5ヶ月目の最初の戌の日はいつかなーと思って調べたらば、これが12月18日でした。

おお、日曜日じゃないですか。

平日だと厳しいなあというところですけど、ちょうどよく日程が合って仕事もお休みだったので、RomulusとRomulus妻とRomulus父とRomulus母の4人で一緒に北海道神宮に安産祈願のお参りに行くことにしました。

北海道神宮へのアクセスとか判官さまとか

12月18日、朝起きたら4時半でした。ブログを更新して、一通り準備をしていざ、北海道神宮へ。

地下鉄で向かう場合の最寄り駅は東西線円山公園駅ですが、結構な距離があります。駐車場も2ヶ所にありますが、行ってみたらすごい混み具合で、いっぱいでした。中国の方が多いのかな?という印象です。

f:id:romulus_k:20170112225330p:plain

12月9日あたりに降りまくった大雪の影響で、円山公園駅から北海道神宮に向かう道中は、一面雪だらけ。この日の気温は最高気温5度で、現在1月に入って真冬日を連発している北海道からすると「おお、今日はあったかいんだなー」とちょっと感覚のおかしい感想を述べる程度の天気予報ですが、朝の時点では気温はまだマイナス。長い距離を歩いていると、あっという間に手がかじかみます。

f:id:romulus_k:20170112225538p:plain

いやー、ほんと寒い。遠方から来るRomulus父母とは現地で合流する予定になっていたのですが、外で待っているのが限界で、北海道神宮内にある「六花亭神宮茶屋店」に退避。店内では温かいほうじ茶が無料でサービスされていて、生き返ります。

ここくらいしか休憩するスペースもないので、人でいっぱいでしたね。あまりにもいすぎて写真が撮れず残念でしたが、六花亭神宮茶屋店と言えば、このお店限定の「判官さま」がある場所です。そば粉入りのお餅の中につぶ餡が入っているもので、お一つ100円。おそばの風味が美味しいと評判です。

安産祈願を行うまでの順序

f:id:romulus_k:20170112230433p:plain

この先を抜けて右側に、お祈りの受付場所があります。安産祈願だけでなく、家内安全、交通安全、合格祈願、心願成就などさまざまな願いについての祈祷を受けることができます。

北海道神宮 | ご祈祷のご案内

北海道神宮の場合、個人で受ける場合には予約不要。当日そのまま受付してから、ある程度の時間で区切って、複数人数をまとめて祈祷します。

祈祷時間
■ 4月 1日~10月15日 午前9時から午後5時まで
■10月16日~10月31日 午前9時から午後4時30分まで
■11月 1日~ 2月14日 午前9時から午後4時まで
■ 2月15日~ 3月31日 午前9時から午後4時30分まで

受付時間を見ると、やっぱり平日だと夫婦共働きで戌の日ドンピシャでのお参りは厳しいですね。
祈祷に必要な「初穂料(はつほりょう)」は5000円または10000円。10000円以上だと、神札に名前を入れてもらえます。

f:id:romulus_k:20170112230924p:plain

こういうところを写してもいいものなのか少し憚られますが、他にも撮っている方が複数人いらしたので便乗して撮影。10時半頃受付して、割とすぐに呼ばれて、外の通路にある受付で受付用紙と腹帯を一緒に提出。中に入ってから、まずお祓いを受けてその後祈祷、という流れになっています。合計時間は約30分程度だったでしょうかね。住所と名前を順番に呼ばれていきます。

意外と近所の人が多くて驚きました。祈祷を受けているのが15組くらい、家族も含めると全部で50人くらいはいたんじゃないかと思いますが、戌の日ということもあってほとんどが出産祈願の人でしたね。

一通りの祈願内容と住所・名前が読み上げられた後、巫女さんによる舞と鈴のお祓い?がありました。くるくる回ってて、なんか「君の名は」にこんな感じのシーンがあったような気がするな、という感想です。

その後、一組ずつ名前を呼ばれて玉串奉奠、二礼二拍手一礼で終了です。
帰りに、出口で授与品と先ほど預けた腹帯を受け取ります。

f:id:romulus_k:20170112232131p:plain

授与品はこんな感じに箱に収められています。ずいぶんとずっしりしてるなと思ったんですけどお神酒が入っているからですね。これの他に、腹帯(さらし)もありました。

f:id:romulus_k:20170112232244p:plain

中を広げてみるとこんな感じ。入っている説明書きに「お神酒はお召し上がりください」って書いてあるんですけど、妊婦にアルコールって基本NGのはず・・・ですよね。ちょっとならいいのか、旦那だけ飲みなさいってことなのか・・・実際妊婦の食生活って結構な割合「君子危うきに近寄らず」的な、ちょっとだったら問題ないはずと思うけど何か起こると大変だから避けておく、的なやつがすごく多いので神経使いますね。

何はともあれ、今のところ無事に経過しているのはありがたいことです。
予定日まで問題なく過ごして、無事に生まれてきてくれればいいなあと思っています。

-その他雑記, 北海道観光

© 2024 捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~