最終更新日:2017年9月19日
2016年11月、ANAのA321ceo就航のニュースがありました。
にわか丸出しになってしまうのですけど、新しい機種のニュースを見てちょっと書きたくなってしまったので駄文を放り投げます。
※2017年9月に受領した新型である「A321neo」についての記事はこちらです。
A321ceo?neoじゃないの?
ANAホールディングスは、A321ceoを4機、今後導入予定です。
エアバス関連だと、一番大きな話題は何と言ってもA380の導入、しかもそれをハワイ路線に投入、というところですがその他にもA321neoを26機、A320neoを7機導入予定ということのようです。
元々飛行機にあまり興味のなかった自分、最初このニュース見た時、若干混乱しまして・・・
A321ceo?A321neo?A320neo?みたいなね。
特に「ceo」と「neo」は、ceoなの?neoなの?どっちなの?ってね。
最初打ち間違いなんじゃないかくらいに思っていましたからね。いやー、無知は罪。
これまでもこれからも、きっとこのブログには無知がいっぱい晒されていくのだと思います。
ceoってのが「current engine option」。current=現在、ですのでつまり「従来型」。
neoは「new engine option」ですから「新しい」つまり「新型」。
neoが開発されたから、従来型(旧型)を「ceo」と呼ぶようになったと。なるほどなるほど。
A321neoについては、2017年9月7日の導入発表後に別記事をあげていますのでそちらをご参照ください。
A321ceoのまとめと現在の就航路線
A321ceoについてまとめると・・・
今回導入されたA321ceoは、ANAが2015年4月に発注したもの。
シャークレット付きA321の導入は国内で初めて。
座席数はプレミアムクラス8席、普通席186席の合計194席で、いずれのシートもレカロ製。
プレミアムクラスのシートには初めて電動シートが採用された他、電源コンセントも装備。
プレミアムクラスに電源コンセントが装備されている機種はこれまでにもあったが、普通席に全席充電用のUSB端子が設けられている点が、これまでの機種と異なる点。
手荷物の収納棚はブルーのLEDが設置され、シート番号には点字も併記されている。
もちろん機内Wi-Fiにも対応。
A321は1998年から2008年の間にも就航していたため8年ぶりの就航となるが、客室内の装備の他、エンジンがA320と統一されている点が今回と異なる。
こんな感じでしょうか。
いやー、新しいものはテンションが上がりますね。機種を聞いても一つもわからなかったので飛行機の装備について気にしたことが今までなかったですけど、機種とか導入時期によって全然違いますもんね。
こういうのって意外と順を追って変遷をたどっていかないとなかなか感じられないのかもしれないなあと思います。
昔の携帯の着メロが単音から3和音になって16和音になって・・・って進化していったこととか、昔のパソコンのCPUがPentiumからPentiumIIになってIIIになって、Celeronとか出てきて4になって・・・ってこととか思い出しました。ずっと追ってると何が変わったとかどう違うとか、敏感に感じられて、新しい機能が追加されたとかデザインがああなったこうなったというので、ずいぶんとテンションが上がったり下がったりしますもんね。
話がずれました。しかもこれ15年くらい前のことだからもうだいぶ古い話ですね・・・。それだけ最近は、一つのことを追わなくなりました。歳か。これが歳を取るというやつなのか。
で、このA321ceoは、neoへの移行に伴ってあまり長く運航する予定のない機種だそうで。
ANAの「運航機材の歴史」を見ると、昔就航していたA321も1998年~2008年の10年しか運航されていなくて、他よりちょっと短めですよね。
A321neoが導入されるまでの橋渡し的な役割、と言えるんでしょうか?
つまりどういうことかというと、せっかくテンション上がったのに乗らずに終わってしまう可能性が高くなるということですよ。
まあ短いといってもさすがに1年2年で終わり、ってことはないでしょうけども・・・
そんなわけで、とりあえずこの今回のA321ceo初号機(登録番号JA111A)の路線を追って、わかってる分だけでも残しておこうということにしました。
近い内に飛行機乗る予定がないので、自分用のメモとしては徒労に終わりますが・・・
A321ceo初号機JA111Aは、2016年11月12日に羽田⇔宮崎路線にて初就航。その後高松、関西路線の往復があり
羽田→宮崎→羽田→高松→羽田→関西→羽田 という形に。
11月13日、14日は羽田→宮崎→羽田。
15日以降は、
ANA671 羽田7:00→広島8:30
ANA674 広島9:25→羽田10:45
ANA535 羽田12:05→高松13:25
ANA536 高松14:05→羽田15:20
ANA627 羽田16:40→鹿児島18:45
ANA630 鹿児島19:40→羽田21:15
という形のフライトになっているようですね。
2機目3機目が導入されてきたらもちろん同じ路線にずっと使われるというわけではないでしょうけど、予約検索してみた感じ、少なくとも今予約できる範囲ではこのフライトスケジュールとなっているようです。
あー飛行機乗りたい。
その後のA321ceoの状況
(2017/2/15追記)
この後、A321ceoは順調に導入が進み、1月31日時点で3機の導入が完了。
2月に入って4機目も導入され、2月15日現在では以下の路線で運航が行われているようです。
羽田~高松
(ANA535便 羽田12:05→高松13:25、ANA537便 羽田17:25→高松18:45)
(ANA536便 高松14:05→羽田15:20、ANA540便 高松19:40→羽田20:55)
羽田~広島
(ANA671便 羽田7:00→広島8:30、ANA679便 羽田13:15→広島14:45)
(ANA674便 広島9:15→羽田10:45、ANA680便 広島15:20→羽田16:40)
羽田~関西
(ANA991便 羽田13:15→関西14:35、ANA095便 羽田18:15→関西19:40)
(ANA990便 関西15:20→羽田16:35、ANA098便 関西20:20→羽田21:35)
羽田~岩国
(ANA631便 羽田6:55→岩国8:40、ANA635便 羽田13:20→岩国15:05)
(ANA634便 岩国10:00→羽田11:25、ANA638便 岩国15:40→羽田17:10)
羽田~熊本
(ANA641便 羽田8:30→熊本10:25)
(ANA644便 熊本11:00→羽田12:35)
羽田~宮崎
(ANA601便 羽田7:40→9:30宮崎、ANA613便 羽田17:35→宮崎19:25)
(ANA604便 宮崎10:10→羽田11:45、ANA618便 宮崎20:05→羽田21:35)
羽田~佐賀
(ANA453便 羽田13:05→佐賀15:10、ANA457便 羽田19:25→佐賀21:30)
(ANA452便 佐賀6:45→羽田8:15、ANA456便 佐賀15:50→羽田17:25)
羽田~大分
(ANA791便 羽田7:55→大分9:40)
(ANA794便 大分10:30→羽田11:55)
羽田~鹿児島
(ANA627便 羽田16:40→鹿児島18:40)
(ANA630便 鹿児島19:40→21:15羽田)
羽田~岡山
(ANA657便 羽田18:05→岡山19:25)
(ANA660便 岡山20:05→羽田21:25)
羽田~福岡※不定期
羽田空港と、中国地方・九州地方との往復が主な路線です。
(いずれの路線も、2月中の時刻表を元に記載しています。一部は3月から5~10分発着時刻が変わります)
どの路線も日によっては必ずしもA321ceoでの運航ではありませんが、熊本や宮崎、岡山あたりは別の機体での運航のことが少なくほぼ固定のようです。