SFC取得への道において、3回沖縄に行く機会がありました。
その際に利用したホテルは全て「KARIYUSHI LCH」のシリーズ。
SFC修行の際の宿泊としてお勧めできるホテルと思いましたので、ちょっと詳しく紹介します。
KARIYUSHI LCHの基礎知識
以前の記事にも書きましたが、このホテルに泊まるきっかけになったのは理系マイラーさんのところで紹介されていたからです。正直、沖縄のホテルって数が多すぎて、かといってそれほどリーズナブルでもないところも多くて、ちょっとわからないなと思っていたんですよね。
そこで見付けたのがこの記事だったんですが、ほんと救世主かと思いました。
自分が泊まったのは以下の記事の3回。
1回目(その5)と2回目(その7)が「2nd」、3回目(その10)が「PREMIUM」です。
KARIYUSHI LCHの利用方法
KARIYUSHI LCH.【公式】<かりゆしLCH>|那覇泉崎のVacation Style HOTEL
本館と2ndは、どちらに宿泊する場合も本館で受付・会計をします。
PREMIUMは、本館とは別に専用の受付が用意されています。
本館からPREMIUM、PREMIUMから2ndまでの移動距離が、それぞれ徒歩で約1分弱程度。
ゆいレールで向かう場合は、2ndとPREMIUMは県庁前駅から行くよりも旭橋駅から向かった方が行きやすいかと思います。細い道ですが信号もなく一本で行けるので。下のマップからも位置関係がわかるかと思いますが、所要時間も同じくらいです。
夜のKARIYUSHI LCH本館入り口。
会社の福利厚生で利用できるJTBベネフィットの「えらべる倶楽部」から予約をしたのですが、こちらから予約すると本館と2ndの区別がないようで、2回とも2ndに案内されました。
3回目の時は本館と2ndに空きがなくPREMIUMだけに空室があるという状態だったので、PREMIUMは別のホテルという扱いとされているようです。
2ndの入り口、自動ドアの左側の壁にはカードキーをかざす部分があり、宿泊客は本館で受付した後にもらうカードキーを使ってここから出入りします。
内装としては、「本館」とそれ以外の2つで大きく分かれる形です。
理系マイラーさんの記事で紹介されているのは「本館」のお部屋で、ロフト付の構成で部屋の中に階段があったり掘りごたつ式の机があったり、他のホテルではなかなか見られないちょっと特徴のある構成になっています。
これに対して自分の泊まった2ndとPREMIUMは、どちらも同じような構成の部屋です。
ホテル自体の価格帯としてはちょっとだけPREMIUMが高いのですが、少なくとも自分が泊まった部屋では、2ndとPREMIUMの間にそれほどの差は感じませんでしたね。
PREMIUMに泊まった時はもう7月に入っていたので、シーズンの影響もあるのかもしれません。
PREMIUMの構成としては
1階~4階に一般客室フロア31室
5階にスーペリアフロア9室
6階にプレミアムフロア7室
7階にスーパープレミアムフロア4室
という形になっているので、5階以上だともう少し客室が広くなったりツインベッドになったりするようですが、公式ページの写真を見る限りそこまで大きな差でもなさそうかなという印象です。
以上3枚は、最初に泊まった「2nd」の部屋です。
以上3枚は、3回目に泊まった「PREMIUM」の部屋です。
泊まった感想として一言で言えば「いいホテルでした」。(小並感)
正確に言うなら「SFC修行で1人で泊まるにはいいホテルでした」でしょうか。
ポイントとしては
・シャワーの使い方に注意が必要
・バスタオルとフェイスタオル以外のアメニティが原則付いていない
・トイレとシャワーはそれほど広くはない
・ベッドはダブルベッドなので広々
・寝間着とか部屋着系を持って行った方がいい
・1人旅以外にはあまりお勧めできない
というところですね。
まず、シャワーの使い方について。
理系マイラーさんも記事内で言及していましたが、レビューサイトでこのホテルのものを見ると「シャワーを使ったら周りが水浸しになってしまいました」というのが割と多く見られるんですよね。
確かに使い方にちょっとコツがあって、シャワーブースに扉がなくカーテンだけで水が外に出ないように遮る必要があるので、使いはじめにはまず、シャワーカーテンの両端を水で濡らして壁に貼りつけるという作業が大切です。
シャワーの入り口にもちゃんとこの説明書きがあるんで、それさえ守っておけば問題ありません。3回の宿泊で6回くらいシャワーを使ったかと思いますが、一度も外に水が漏れることはありませんでした。
バスタオルとフェイスタオル以外のアメニティが原則付いていないということにも注意が必要です。
普通のビジネスホテルだと、ユニットバスにシャンプー・リンス・ボディソープあたりが付いているというのが標準ですのでね。
自分が使った宿泊プランはアメニティサービス付きというものだったので、石鹸・シャンプー・リンス・歯ブラシが付いたセットをカードキーと一緒にもらえました。
持参しない場合は、本館1階のローソンで買うか、受付横に設置されている自動販売機を利用する形になるでしょうね。2ndにも設置されています。
ベッドは広くて快適ですが、浴衣的なものは用意されていないので自分で準備していくことをお勧めします。特に自分のような超絶雨男は注意です。
総評として、SFC修行の際の1人の宿泊先、あるいは「ホテルには寝に帰るだけだからそんなに滞在しない」というような場合には積極的にお勧めできますが、ダブルベッドとは言え2人以上での利用はあまりお勧めしません。
夫婦2人とかならまだアリかなと思いますが、「部屋」と「トイレ・シャワーがあるスペース」の間に引き戸1枚しか隔たりがなく、通常のホテルと比較するとかなり部屋と一体化している印象を受けるので、そのへん気を使う人には厳しいでしょうね。上の写真のシャワーブースは、ほぼトイレの便器に座るような位置で撮っています。
引き戸とシャワー・トイレ・部屋の位置関係がうまいことわかるような写真が撮れていなくてもどかしいです。ごめんなさい。
ただまあ「KARIYUSHI LCH」の「LCH」は「ローコストホテル」ですからね。飛行機業界で言えばローコストキャリア、つまりLCCなわけです。
LCHにラグジュアリー感を求めるのは、LCCにANAプレミアムクラスやJAL国内線ファーストクラスを求めるようなもんです。住み分け、ってやつでしょうかね。
※LCHには他に「LOHAS」「CLEAN」「HAPPY」の意味もあるみたいです
自分が奥様と旅行の時にまた利用するかと言われると・・・たぶん、別のホテルにすると思います。1人で行くなら、たぶんまた選ぶと思います。そんな感じです。