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エポスカードの「リボ払いでポイント2倍」を手数料なしで攻略する

2017年8月11日

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注意ポイント

2020年10月より、エポスカードはリボ払い利用であってもポイント還元率が通常と変わりなくなり、下記のテクニックは過去のものとなりました。現在は利用できませんので、過去にあったものの参考としてご覧ください。(2021.1.18追記)

通常利用での還元率が0.5%固定ということで、お得感はかなり下がりました。
ゴールドカードかプラチナカードなら年間利用金額100万円の時に還元率最大になりますが、ゴールドカードで1.0%、プラチナカードで2.5%です。
決済用のメインカードとして所持するメリットは、もうあまりないかなと思います。

2016年12月末に「年会費無料で作ることができるゴールドカード」が欲しくて作ったエポスカード。
メリットが多い反面、決済によって得られるポイント還元率が0.5%とそれほど大きくないというのが弱点なのですが、その弱点を補うことができるのが「リボ払いを利用することでポイントが2倍になる!」という特典です。
この特典を、手数料なし=ノーリスクでポイントだけを手に入れる方法について、手順と注意点を考察します。

「エポスカードとは何か」という復習

重要な部分だけさらっと書きますと、年会費無料で作成することができるエポスカードは
・丸井で年に4回行われる「マルコとマルオの7日間」で10%オフで買い物ができる
・年会費無料なのに海外旅行保険が自動付帯で充実している
・半年で50万円以上くらい決済すると年会費永年無料のゴールドカードへインビテーションが届く
というところに主なメリットがあります。

詳しくは以下の記事で取り上げていますので、こちらも参考にしてください。

年会費無料のゴールドカードが欲しくてエポスカードを作った

続きを見る

自分も当初、年会費無料でゴールドカードを持つことができるというところに面白さを感じてエポスカードを作りました。
それと同時に、ゴールドカードへのインビテーションを受けるまでの50万円くらいを除いて、エポスカードをメインカードとして決済することはないだろうな、とも思っていました。

上の記事でも「エポスカードは死蔵向けカード」「還元率だけを考えると全く魅力がない」という評価をしています。

エポスカードをメインカードにする意味はあるか?

ところがこれが、実際にエポスゴールドカードへのインビテーションを受けてからは若干考えが変わってきました。



エポスカードの還元率は、通常0.5%(利用金額200円ごとに1ポイントで、1ポイント1円相当)です。
一般的なクレジットカードで得られる還元率は1%程度のものが多いため、どちらかと言えば低い部類に入ります。
さらにこの還元率は「利用金額ごとの付与」であるため、合計金額から計算するとちょうど0.5%という形にはならず、さらに下がってしまいます。
高還元率のクレジットカードが昨今なかなかなくなってきているとはいえ、1%程度の還元率は欲しいところですので、エポス通常カードをメインの決済カードとしてお勧めできる場合は、実質的にあまりないと言えるかと思います。

ところがこれがエポスゴールドカード、あるいはゴールドカードからのインビテーションを受けて作ることができるエポスプラチナカードだと、決済ごとの基本の還元率こそ変わらないものの、
「えらべるポイントアップショップ登録でポイント3倍」
「年間の決済金額に応じてボーナスポイント」
「誕生月はポイント2倍」※エポスプラチナカードのみ
という特典があるため年間100万円利用時を最大とする形でポイント還元率を上げることができ、さらにポイントの期限が無期限になるというメリットもあるため、まだメインカードとしての道が残されています。
この部分については、以下の記事で詳しく検証していますので参考にしてください。



ただし、ゴールドカード・プラチナカードであっても基本となるポイント還元率は0.5%です。数あるクレジットカードの中では少しさびしい数字であると言わざるを得ません。

通常還元率0.5%を1%まで上げる「リボ払い」

このさびしい還元率0.5%を少しでも上げる方法として有効なのが「リボ払い」の活用です。

エポスカードは「リボ払いによってポイントが2倍になる」という特典があり、これを活用することでポイント還元率を最大1%まで上昇させることができます。

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リボ払い利用のメリット|クレジットカードはエポスカード

リボ払い、と言えば気をつけなければならないのは「手数料」の存在です。通常、リボ払いでの手数料は年利15.0%。単純計算で、100万円決済したら1年で15万円という大金です。ポイントが2倍になったとしても、大量の手数料を取られてしまっては意味がありません。

しかしエポスカードでは、ATMやオンラインバンキングを用いた「増額返済」を行うことでこの手数料を0円〜12円に抑え、ポイントのみを2倍取りすることができます。

エポスカードのリボ払いの仕組み。当月利用分にも手数料が発生する

具体的なポイントの2倍取りの方法の前にエポスカードのリボ払いのシステムについて書いておきますと、注意しなければならないのは「利用当月分に対しても手数料が発生する」という点です。

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ショッピングリボ払いとは|クレジットカードはエポスカード

上記画像はエポスカードの公式ページでリボ払い手数料の説明として記載されているものです。

エポスカードの初期設定では「27日締め、翌月27日引き落とし」という形になります。
上の例で言えば、全て1回払いとして利用した場合を考えた時、6月28日〜7月27日までに利用した分が8月27日に引き落とされるということです。この場合は、ちょうど40000円が引き落としされるということになります。

これがリボ払いの場合どうなるか。
6月28日〜7月27日までに利用した分が8月27日に引き落とされる、というところは1回払いと同じなのですが、利用の締日(7月27日)から口座引き落とし日(8月27日)までの31日間の手数料が年利15%相当で加算されます。これが上記画像の「手数料509円」です。
(40000円×年利15%÷365日×31日=509円)
27日に引き落としされる最低支払金額(上記の画像だと3000円)は最大で20万円まで設定ができますが、仮にこの時20万円に設定していたとしても、利用の初月にも手数料が発生するため8月27日に引き落とされる金額は40509円となります。
エポスカードの場合、リボ払いの引き落とし金額を上げるだけでは手数料を少なくできないのです。

利用の締日も口座引き落とし日も同じスケジュールなのに、支払い方法によって引き落とされる金額に差が出てしまう、ということになります。

このあたりがリボ払いの敷居を高くしていて賢く利用するのが難しいところだなと思うのですが、例えばVISAの「マイペイすリボ」などでは「限度額とリボ払いの最低支払金額を同じにすることで、実質一回払いと同じ状況にする」=手数料をかけずにリボ払いを利用する、ということができます。
なお、JCBの「支払い名人」も同様の形態でしたが、2019年春からは利用当月分についても手数料が発生する仕組みに変更の予定となっています。

このように、リボ払いは多くのクレジットカードで利用可能な支払い方法ですが、同じ「リボ払い」であっても、手数料発生の仕組みは個々のカードによって様々です。
例えば、上記「マイペイすリボ」の仕組みを利用してリボ払いの手数料を発生させることでボーナスポイントを得るという技が有効な「ANA VISA ワイドゴールドカード」では、初月(締日〜口座引き落とし日までの分)の手数料は発生しません。1回払いであれば全額支払うはずだったところを当初引き落とし日以降にずらした分に関してのみ、手数料がかかります。

同様に、クレジットカードによっては手数料の発生が締め日起算ではなく利用日からの起算であったりしますので、それぞれのカードの規定を確認する必要があります。

エポスカードに話を戻して、支払い方法の違いで獲得ポイントがどう変わるかを見てみましょう。上記の例では
1回払い:合計40000円の支払いに対して200ポイント付与(ポイント還元率0.5%)
リボ払い:合計40509円の支払いに対して400ポイント付与(ポイント還元率0.987%)
という形になります。リボ払いの方が還元率は上がっていますが、このままでは手数料分の支払いがある分、決済金額が増えてくると影響が大きくなってきます。
ここを、ATMによる増額返済を用いて0円にする、あるいは限りなく少なくする、というのが肝となるテクニックです。

エポスカードのリボ払いでポイント2倍!は手数料が0円でももらえる

もう一つ重要な点が、エポスカードのリボ払いは手数料発生がなかったとしてもポイントが2倍になる、ということです。

上記の例で言えば、そのまま40509円を口座引き落としで支払って手数料509円だったとしても、ATMで増額返済して40000円ぴったりを支払って手数料0円だったとしても、付与されるポイントは合計400ポイントで同じだということです。
リボ払いでポイントが優遇されるクレジットカードでは、リボ払いの手数料が発生して初めてポイントが優遇されるということも多いですが、エポスカードではその心配がありません。ポイントが2倍になるかどうかの判断は、リボ払いの手数料が発生しているということではなく「リボ払いであるかどうか」というただ一点です。
つまり、限りなく手数料を少なくし、0円を目指していいということになります。

リボ払いの「増額返済」で手数料を減らすことができる

エポスカードの締日は、基本となる設定は毎月27日です。
口座の引き落とし金額は翌月6日に確定し、ポイントもこの時点で付与されます。

f:id:romulus_k:20170810151723p:plain先に挙げたこの支払い例で言えば、7月27日に締日を迎えた後、8月6日に支払い金額が確定し、ポイントが付与されるということになります。

リボ払いでポイント2倍を獲得し、かつ手数料を減らすためには、この「締日以降、支払い金額が確定するまでの間」に増額返済を行います。
上記画像の場合は、7月28日〜8月5日までの間に行う、ということになります。

この際、エポスNetから行うことのできる「リボ増額引落し」では、次回の口座引き落としの時の支払い金額を増やすだけで、手数料の金額には差が出ません。エポスカードのリボ払いで手数料を少なくするためには、ペイジー(Pay-easy)を利用するか、エポスATMまたは提携ATMを用いて増額返済を行う必要があります。
ペイジーの利用ができればオンラインで全てが完結しますが、対応する銀行のオンラインバンキングが可能な状態にする必要がありますので、この点、ANA VISA ワイドゴールドカードなど「インターネット上の手続きだけで全てが完結する」テクニックよりも若干、手間がかかるという印象がありますね。

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ショッピングリボ払い分の増額・全額払い|クレジットカードはエポスカード

ペイジー(Pay-easy)対応の口座があるならこれがオススメ

開設している銀行口座にペイジー(Pay-easy)対応のものがあり、なおかつこれらの銀行口座でオンラインバンキングの手続きを完了していてペイジー(Pay-easy)の利用ができるなら、この利用が最も確実に、かつ手軽に増額返済が可能です。

その理由は、
・1円単位の増額返済が可能
・増額返済ができない時間帯が少ない
以上2つです。

1円単位の増額返済が可能、というのはつまり「確実に手数料を0円にすることができる」ということです。単純に、支払日が確定する毎月6日までの間に、当月利用分の増額返済を行ってしまえばいい、ということになります。
また、ペイジー(Pay-easy)には利用できない時間帯がありますが「毎日23:30〜23:59の間」と非常に限られた時間だけで、ほぼ24時間利用可能です。
(正確には、他に「毎月第3日曜日の0時〜5時30分」(6月と9月は6時まで)も利用できないのですが、増額返済に重要なスケジュールは締日翌日の28日〜支払い金額確定の6日までの間ですので、ほぼ影響がないと判断できます)

ペイジー(Pay-easy)での増額返済はエポスカードについての支払いである旨が明記される形で記帳されますので、ATMで現金引き出しを行う場合よりも管理がしやすいというところも、細かい利点ではないかと思います。

デメリットとしては、全ての金融機関がペイジー(Pay-easy)に対応しているという訳ではない、という点が挙げられます。メガバンクや地方の都市銀行を中心に対応している金融機関はそれなりの数がありますが、ネット銀行を中心に対応外のところもまたそれなりにあります。

ご利用可能金融機関|MUFペイジー・プラス|三菱UFJファクター株式会社 代金回収サービス

エポスカードの支払いにペイジー(Pay-easy)を利用できる金融機関は、上記ページの「インターネット・個人向け・情報リンク」に○印が付いている金融機関です。
使っている銀行口座に対象のものがないなどでペイジー(Pay-easy)を利用できない場合は、ATMを利用した増額返済によって手数料0円を実現することになります。

(2019/4/12追記)自分の場合、エポスカードの利用開始時点ではATMを利用した増額返済の方法でポイント2倍を確保していましたが、コメントでペイジー(Pay-easy)の話をいただいてからは、すっかりこの方法での増額返済が定着しました。1回の増額返済にかかる時間も、慣れてしまうと数分程度で終了します。
普段利用している金融機関が対応しているのなら、オンライン化する手続きの面倒さを乗り越えてでも、やる価値があるかなと思います。(追記ここまで)

エポスカードのリボ増額返済の際にATMを利用する場合、利用できるATMには「エポスATM」と「提携ATM」があります。
この2つの違いとして大きいのは「設置数の多さ」「1円単位での返済が可能かどうか」という点です。

エポスATMは設置場所が少ないが確実に手数料0円にできる

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お支払方法・お支払日(キャッシングご利用分)|クレジットカードはエポスカード

リボ払いの増額返済が可能なATMの一覧は上記ページに記載されています。
この内、左上にある「エポスATM」を利用する場合は、1円単位での増額返済が可能です。つまり、確実に手数料0円を実現できるということです。ペイジー(Pay-easy)を利用する場合と同じく、支払い金額が確定する毎月6日までの間に、全てを増額返済してしまえば手数料0円が実現します。

・・・が、致命的な問題としてここには「エポスATMの設置場所は非常に少ない」という問題があります。

北海道の場合を見てみますと、広大な北の大地全域に対して設置されているのは旭川と千歳の2ヶ所のみ。北海道最大の都市である札幌市内にすら1ヶ所も存在しないのです。
埼玉・千葉・東京など関東地方を中心に都市部であればそれなりの数が設置されてはいますが、県内に1つも設置されていないという県も多く、利便性は決して高くない設置数という印象です。

また、エポスATMと同じく1円単位での返済が可能なATMに「三菱東京UFJ銀行」「三井住友銀行」「横浜銀行」「北海道銀行」のATMがありますが、銀行支店のATMで営業時間内でないと1000円単位での返済しかできない、という条件なので、こちらを含めても1円単位で返済が可能な場所は多くありません。

提携ATMは1000円単位でしか増額返済ができないが設置数が多い

ローソンATM、セブン銀行、イオン銀行などの提携ATMでの返済を行う場合は、1000円単位での返済となります。つまり、端数(1000円未満の金額)の増額返済ができません。
例えば返済可能額が24999円だった場合、24000円は増額返済できますが残りの999円は残債として残ってしまう、ということです。
この場合、999円、つまり最大の残債に対して発生する手数料は12円です。
(999円×年利15%÷365×31日=12円)
ほとんど無視できるほど少なくするということはできることになります。また、78円以下の残債だと手数料は0円になります。

提携ATMは確実に手数料0円にすることはできませんが、設置数の多さが魅力です。返済可能なATMの場所を全て集めれば、ほとんどの人の生活拠点のどこかしらに存在している、と言ってもいいレベルで多いのではないかと思います。コンビニATMでも可能だという点が大きいですね。

近くにエポスATMがないけど、リボ払いでポイントは増やしたい。
そんな時に基本になってくるのは、設置数が多い提携ATMでの返済ということになるかと思います。

提携ATMでも確実に手数料0円にする方法はある!?

提携ATMでの返済の場合でも、可能な限り増額返済していれば発生する手数料は最大でも12円で済みます。ただ、無視できるほど小さい、と書きましたが、なんとなく「リボ払いの手数料が発生していることに落ち着かない」という人もいるのではないでしょうか。

自分もそうなのですが「増えているポイントを考えれば、多少の手数料を払ってでもポイントをもらっていた方が確実に得だ」とわかっていても、リボ払いの手数料を支払っているという感覚に不安感を覚えることがあります。

そのため、提携ATMで1000円単位でしか増額返済ができなくても、ポイントを2倍もらえてかつ手数料を0円にする、という方法を模索したいと思います。

結論から言えば、提携ATMでも確実に手数料を0円にする方法は存在します。
が、いくつかの条件をクリアする必要があります。
その条件とは「締日である27日を過ぎてから1000円以上の金額の決済を行い、そのデータが反映されてから翌月5日までに増額返済する」というものです。
※正確には1000円以上の金額の決済でなくても「当月利用分の残額が0円になる金額以上」ならOKなのですが、わかりづらいので簡潔に「1000円」としています。

具体的な例を出してみます。
今、6月28日〜7月27日までの1ヶ月間に利用した合計金額が27105円でした。
このままだと返済可能額には「27000円」と表示され、105円に対する手数料1円が発生します。
7月28日に、895円(=1000円ー端数金額105円)の買い物を行い決済しました。
支払金額が確定する前、8月5日に提携ATMで増額返済をしました。
すると返済可能額に「28000円」と表示されていたので28000円を支払ったところ、27105円は支払額確定日前に全てを入金したことになり手数料は発生しませんでした。

以上のような流れになります。
支払い額確定日の6日の時点でエポスNetから支払い金額を確認した際に27日に支払い予定の金額が「0円」になっていれば、手数料0円でポイント2倍が成功という形になります。

注意すべきポイントは「エポスカード利用から、そのデータが到着し反映されるまでに数日のタイムラグが生じる」ということです。
27日の締日を過ぎて増額返済を行おうとする場合、例えば締日である27日に利用したデータが到着するのは、利用先にもよりますが概ね利用から数日後です。そのため、例えば27日の締日に利用したという状態で28日に増額返済しようとしても、27日の利用についてはまだデータが到着していないので返済可能額に表示されず増額返済できない=支払い金額確定時には残債が増えてしまう、ということになります。
同様に、締日直後の28日に利用したデータが到着し反映された後に増額返済すれば、締日までの利用金額に加えて締日以降の利用金額も一部増額返済できる(=端数の残債が返済でき、手数料が0円になる)ということになります。

そのため、確実に手数料を0円にするためには
・締日前数日の間に決済した場合は、そのデータが到着してから増額返済をする
・締日以降はすぐに決済を行い、そのデータが到着してから増額返済をする
という2点に注意が必要です。

具体的な行動として意識するとすれば、
・締日の数日前から決済を避ける(=締日直後の増額返済でも問題なくなる)
・締日を過ぎたらすぐに1000円分を決済する
・支払い金額確定日6日の直前に増額返済する
という3点になるでしょうか。

ただしこの3点を必ずしも意識せず、ちょうど締日の27日に決済をしていたとしても、支払額確定前日の5日にはそのデータは間違いなく到着していると考えられるので、毎月5日に返済可能な金額を全て増額返済するという一点さえ守っていれば多くの場合で手数料は0円になり、もし発生したとしても最大12円に抑えられます。
締日直後に都合よく買い物するものがない、という場合は楽天Edy・モバイルSuicaなどの電子マネーのチャージや、Amazonギフト券の購入などが適しているのではないかと思います。
なお、この増額返済の際に多く支払った分(上記の例で言えば、27105円の支払いに対して28000円を返済している差額895円)は、翌月の支払い金額に充当されます。
そのため、月ごとの利用金額と実際の返済可能金額の表示は、特にこの裏技を利用する場合にはほとんど一致しないことになります。

何度かやってみたところ、自分の場合は
・できれば23日頃からエポスカードでの決済を控える。
・28日にできるだけの金額を増額返済する。
・28日に、1000円以上を決済する。
・翌月5日に、再度できるだけの金額を増額返済する。
28日に繰り上げ返済をした時点で、残った元金は最大でも1000円未満になります。
ATMに出向く回数を最大限減らすなら28日の増額返済は必要ないのですが、うっかり5日に増額返済できなかった時に大量の手数料が発生しないよう、保険のつもりで2回ATMに出向くというのがルーチンになりました。

また、6日の支払い金額確定日に当月分が全て増額返済できなかったとしても、27日の引き落としよりも前に翌月分のデータが到着して増額返済が可能になった場合は、その時点で増額返済することで手数料の金額を少なくすることができます。
例えば最大残債999円の場合、27日の引き落としまで待った場合の手数料が12円ですが、仮にこれを10日(前月が31日まである月だった場合で11日間の利息発生)に増額返済したとすると、その手数料は999円×年利15%÷365×11日=4円、となります。

実際に何度か繰り返してみると、やっぱり怖いのは締日付近での決済ですね。
決済からデータの到着まで遅いところだと8日ほどかかるところがあるようなので、28日時点での繰り上げ返済で全てを終わらせるためには、毎月19日頃から決済を控える必要がある、ということになります。1万円程度の買い物でも、うっかり残債が丸々残ってしまうと支払額確定時点で130円近い手数料が発生します。データが上がってくるまでは増額返済ができないので、気をつけたいところです。

なお、ペイジー(Pay-easy)やエポスATMでの増額返済を行う場合には「締日である27日付近の決済をできるだけ避ける」というだけでOKなので、意識しておくべきことが大幅に減ります。通常だとこれも、締日である27日に決済したものが支払金額の確定日である翌月6日までに反映されないということはほとんどありませんのでほとんど意識する必要もありません。2月だけ、締日から支払い金額確定までの日数が他より短いので注意した方がいい、という程度でしょうか。

「いつでもリボ」を利用しない場合翌月付与となることも

エポスカードのポイントは「利用ごとの金額」に対する付与となります。そのため、リボ払いでポイント2倍の技を実践したとしても、実際に付与されたポイントを見ると必ずしもちょうど1%にはなっていません。特に300円、500円といったような少額の決済金額が多い場合には合計の決済金額に対して発生しないポイントが増えてきます。

また、ポイント2倍は「リボ払い」の状態になってさえいれば手数料の有無によらず得られるということはこれまで書いてきた通りですが、締日である27日までにリボ払いになっていて、獲得予定ポイントに反映されていないと、支払い金額確定日までにリボ払いに変更して増額返済したとしても、翌月6日時点でのポイント2倍は得られないようです。
この場合、リボ払いへ変更した分増えるはずだったポイントはさらに翌月の6日に加算されます。

最初にこのリボ払いでポイント2倍を実践しようとした時の話なのですが「うっかりして増額返済を忘れて手数料がたっぷりかかってしまう」という状況になることが不安だったので、「エポスネットで今あるデータの全てをリボ払いに変更して、その後すぐに増額返済をする」ということを考えました。
支払い金額の確定より2日前の4日に、エポスネットから「一回払い」を「リボ払い」に変更し、今のままでは手数料が発生するという状況になっていることを確認した後に同日に支払い可能額全てを入金しました。増額返済の際端数が生じていたためその月の27日に引き落とされる金額には端数分に対する手数料が含まれていました(=しっかりリボ払いの扱いになっていました)が、6日に付与されたポイントは元々付与予定だった還元率0.5%相当であり、2倍にはなっていませんでした。
ポイント付与の詳細を確認したところ、支払い方法も「リボ払い」ではなく「1回払い」となっていました。

その後、さらに翌月の6日にこの月の利用分のポイント0.5%が加算され、合計1%還元を得ることができました。

従って、締日付近の決済がある場合、そのデータが到着するのは締日以降という状況になってしまうため、これらの支払いも確実に「リボ払い」としてポイント2倍を確実に翌月に得るためには、全ての支払いが自動的にリボ払いになる「いつでもリボ」を登録しておくという必要があると言えるかもしれません。
ただしこの場合も、時期がずれるだけでポイントは確実に2倍になりますので、ポイントが付与される月が1ヶ月遅くなるということを許容できるのなら、うっかりリボ払いで手数料が発生するのを防ぐために「増額返済直前に、エポスネットからリボ払いへの変更を行って増額返済する」という策は有効と言えます。

なお、リボ払いの増額返済の操作自体は締日や支払い金額確定日に関係なく、いつでもできます。
月途中の増額返済の金額や回数によって、ポイントが変動する(ポイント2倍が無効になる)ということもありません。あくまでもポイント2倍かどうかは支払いの時期や手数料発生の有無ではなく「リボ払いであるかどうか」この一点だけで判断されます。
例えば残債が999円ある状態で支払い確定日の6日を迎え、その後に反映されたデータで返済可能額が1000円以上になった場合、口座引き落とし日の27日を待たずとも増額返済ができます。手数料は増額返済の時点までの日数で計算されますので、増額返済が早ければ早いほど手数料も少なくなります。(例えば10日に増額返済すると、27日の引き落としを待った場合よりも17日分の手数料が減ります)
できるだけATMで操作を行う頻度を少なくするということなら、支払い金額確定日の前日である5日に1回、増額返済できるだけの金額を全て返済するという形になりますが、月に何回もATMに出向いて増額返済することが苦でないのなら、常に増額返済可能な金額をマックスまで返済し続けることで、万が一手順を間違えて5日に増額返済ができなかった場合でも、発生する手数料を極力抑えることができます。

「いつでもリボに登録し、支払い金額確定日の直前までに返済可能額全てを返済」という形だと間違いなくポイント2倍にできます。
端的に言えば、エポスカードのリボ払い攻略は「とにかく常に増額返済可能な金額を返済し続けること」であるということです。特に支払い金額確定日前日の5日が最も重要です。

おまけ。リボ払いの小さな利点「支払い限度額の回復が早い」

その他、細かいことですがしばらく使っていると、リボ払いにすることでの利点と言えることがもう一つあるなと思いました。
それは「増額返済した瞬間に、利用限度額が回復する」ということです。

ある程度以上利用枠がある場合にはそれほど影響のある話ではないのですが、例えば30万円の利用枠設定で利用していて、翌月27日に利用枠いっぱいの30万円を引き落とされる設定となっていた場合を考えてみます。
1回払いで利用している場合は、ATMなどでの増額返済はできませんので引き落とし日までこれ以上の利用はできないということになります。
利用枠の一時的な増額は申請できますが、必ず審査に通るとも限りませんし、すぐに利用できるわけではありません。
対してリボ払いで利用している場合、ATMで30万円を増額返済すれば、その時点で利用枠を回復させることができます。
利用枠が30万円程度の場合だと、パソコンやテレビなど、何か大きな買い物を控えている場合などに「今の利用額に買いたいものを足すと、利用枠を超えてしまうな…」ということが何回かあったので、ATMに出向いて増額返済することで自由に利用枠を回復させることができるというのは、安心感を得られる場合もあるだろうなと思います。

まとめ

エポスカードのリボ払いでポイント2倍!について、要点をまとめると以下の通りです。
・リボ払いでポイントが2倍になるかどうかに、手数料が発生しているかどうかは関係ない。0円だったとしてもポイントは2倍付与される。
・通常、利用月の27日から起算して、翌月27日の口座引き落とし日までの分(30日間 or 31日間)の手数料が発生する
・毎月6日の支払い金額確定日までに、ペイジー(Pay-easy)を利用するか、エポスATMまたは提携ATMで増額返済をすると、手数料が減る、もしくはかからなくなる。
・ペイジー(Pay-easy)の利用、またはエポスATMだと1円単位での増額返済により、常に手数料0円でポイントだけもらうことが可能である。
・提携ATMだと1000円単位での増額返済になるので、最大で12円(999円に対する31日間の手数料)の手数料がかかるが、締日以降の利用分を6日より前に増額返済できれば、手数料0円でポイントだけもらうことが可能である。
・1回払いからリボ払いへの変更を伴う場合、増額返済とのタイミングによってポイントの付与時期が1ヶ月ずれることがある。

「月に最低1回以上ATMを操作する必要がある」という手間はかかるものの、リボ払いをうまく活用することで手数料の発生なしで還元率1%を実現することができます。還元率1%はけしてクレジットカードの中で高い還元率ではありませんが、エポスゴールドカードへのインビテーションを目指すまでの50万円決済を行う場合や、エポスゴールドカードやエポスプラチナカードでボーナスポイント目当てに100万円決済を行う場合などに少しでも得られるポイントを増やすための方法としては、是非実践してみたいものであると思います。

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