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新千歳空港国際線の航空会社ラウンジ「ロイヤルラウンジ」利用記

2017年1月4日

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最終更新日:2020年1月14日

2016年9月、エバー航空を利用して台湾に行った時にSFC特典を利用して新千歳空港国際線の「ロイヤルラウンジ」を使いました。
新千歳空港の国際線はあまり広くはありませんが、エコノミー利用でもラウンジを使えるというSFC特典で行く初めての国際線ラウンジ。
テンション高めで体験してきました。

(2020.1.14追記)
新千歳空港は、2019年8月末の国際線拡張部分共用開始に伴ってラウンジの構成が変わりました。本記事の「ロイヤルラウンジ」は、2019年8月以降は「ノースラウンジ」としてカードラウンジの扱いとなっていますのでご注意ください。

2019年8月以降の「ロイヤルラウンジ」・・・ビジネスクラス利用者、上級会員が利用可能なラウンジ
2019年8月以降の「ノースラウンジ」・・・旧「ロイヤルラウンジ」。対象のクレジットカード保有者が無料利用可能なラウンジ

新千歳空港国際線ラウンジは各社共通

新千歳空港の国際線に乗り入れている航空会社は、2017年1月現在で以下の通りです。
ANA、JALの直接の運航便はなく、他社との共同運航便のみです。

○スターアライアンス
・ユナイテッド航空
・エバー航空
・中国国際航空
・タイ国際航空
・アシアナ航空
・シンガポール航空(12月、1月のみの季節便)

○ワンワールド
・キャセイパシフィック航空

○スカイチーム
・大韓航空
・中国東方航空
・チャイナエアライン

○その他
・香港航空
・天津航空
・ハワイアン航空
・オーロラ航空
・ジンエアー
・ティーウェイ航空
・春秋航空
・エアアジアX
・エアプサン
・済州航空
・スクート

まあ、順当にアジア路線、特にLCCが多いな、という感じですね。

出国審査を終えて右にちょっと進んだ先にエスカレーターがあり、上った先の左手にラウンジ、右手にフードコートやドラッグストアなどのスペースがあるという構造です。

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フロアマップ | 新千歳空港ターミナルビル

新千歳空港のロイヤルラウンジは、どの航空会社も共通のラウンジです。各航空会社のビジネスクラス利用と、上級会員資格にて利用ができます。
個別にラウンジ作るほど便数もスペースもないでしょうからね・・・

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スターアライアンスもワンワールドもスカイチームもそれ以外も、対象となる航空会社は全部同じ「エアラインラウンジ」を使います。
2016年9月の写真なので、11月末に解散となってしまったトランスアジア航空の名前も見えますね。
入口を同じくして「有料・カードラウンジ」もあって、受付も同じで、入口から右に進むとカードラウンジ、左に進むとエアラインラウンジ、という感じの構造になっています。

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カードラウンジの表記がこちら。アメリカンエキスプレスの表記がなく、一般のカードラウンジよりもちょっと限られた種類、という印象でしょうか。
JCBとVISAは対象となっているので、ANAワイドゴールドカードを持っている場合は利用できます。SFC持ちの場合にはあまり意味はないかと思いますが・・・

今回利用したのはエバー航空のエコノミークラスですが、SFCを持っているためスターアライアンスゴールドの特典としてラウンジを使うことができます。
渡されたラウンジインビテーションの券は、フードコートで1500円分のミールクーポンとして使うこともできる、とのことでした。
ただし飲み物やデザート系には使うことができないとのことで「ラウンジに軽食しかないので、その補助として」という意味合いのようです。

ラウンジ大好きRomulusさん、もちろんラウンジ利用を選びます。

新千歳空港国際線の「エアラインラウンジ」内部

ロイヤルラウンジのエアラインラウンジとカードラウンジはこんな感じで分かれています。

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入り口から見て斜め右前に受付、斜め左前にこの表示がある、という形です。
ここから左に進むとエアラインラウンジ、右に進むとカードラウンジです。入り口が同じなので名称はどちらも「ロイヤルラウンジ」ですが、中で区別されています。
ちなみに、この表示のちょうど真ん中は鏡面仕上げになっているのですが、写真撮った時に気が付かず見事に映り込んでいたので画像を修正しています(笑)

今回、カードラウンジの方は利用しませんでした。
内装がどんなもんなのか見てみたかったのですが、受付の方の視線が痛く・・・

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一応、ちょろっとだけ写真を。この先に見えているのがカードラウンジです。

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入り口から左に向かって進み、エアラインラウンジに入ってみます。

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エアラインラウンジの広さはそこそこ、といったところでしょうか。
利用客はこの時は全体の25%くらいだったかと思います。見た感じ、日本人がほとんどいませんでした。

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雑誌や新聞のコーナー。韓国とか台湾向けのものも置いてあります。

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フードは、シリアル、パン3種類、おにぎり、インスタントヌードル。確かに軽食のみです。
これで足りない人はラウンジインビテーションをフードコートで1500円分のミールクーポンとして使ってね、ということなんですね。

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大韓航空のラウンジなどで、カップラーメンを置いてあるのを見ることがありますが、自分でカップに入れて作るインスタントヌードルがあるラウンジは珍しいんじゃないかと思いますね。
おにぎりはいわゆるコンビニおにぎりと同じような感じです。可もなく不可もなく。
インスタントヌードルと合わせて食べると多少ジャンキーな感じですかね。これはこれでおいしいです。

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ミックスナッツとチョコレートも置いてありました。

そしてドリンクコーナーがこちら。

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ビールはサッポロクラシック。その他にトマトジュース、クランベリージュース、大豆のミルクスープなどがあります。

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ウィスキーとか焼酎とか。

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ワインは十勝ワインの「トカップ」でした。時期によるのか、小樽ワインが置いてあることもあるみたいなんですが、とりあえず北海道のワインを置くようにしているようです。

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コーヒーサーバーと、ソフトドリンクたち。カードラウンジとかANAラウンジに設置されているものとメニューとしては大差ないですね。

ラウンジ内の内装など

続いて、ラウンジ内部を見てみます。

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設置されているイスのほとんどは特にこれといった特徴もなく、普通な感じです。電源は各席でしっかり確保できるようになっています。

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仮眠できそうなスペースもあります。ちょっと使ってみましたが、フルフラットにこそならないものの、

かなりゆっくり休めそうな感じです。

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窓際の席には、自由に使えるiPadが2台設置されています。

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さらにそこから抜けた先は、テラス席のような配置になっています。
1フロア下の免税店とか搭乗口付近が下に見える形になります。

ラウンジの広さや設備としては、他のラウンジと比較して特別に優れているというわけではないかと思いますが、待機時間が長くなりがちな国際線でゆったりとくつろぐことのできるスペースがあるというのはありがたいです。
逆にこのスペースなかったら、どうやって時間つぶしてたかなあと思うくらいですね。

頻繁に使う、というほどは新千歳空港の国際線を利用する機会はなさそうですが、これからも質のいいラウンジを提供してもらいたいなと思いました。

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