マイルの使い方

ANA国際線特典航空券を確保するためのテクニック

2016年9月17日

f:id:romulus_k:20160814223217j:plain
「とにかく取りづらい」と言われるANA国際線特典航空券。

国内線に続いて、国際線の特典航空券の取得をやりやすくするために必要な知識について、考えてみることにします。

国際線特典航空券の基礎知識

※以下、2016年9月16日現在の情報に基づいて記載しています。
特典航空券の取扱いについて、国内線と国際線ではいろんなところに違いがあります。
一番の違いはその予約開始日でしょう。国内線では「搭乗日2ヶ月前の同一日の9:30」でしたが、国際線の場合「搭乗日の355日前から」です。

国内線の場合は片道から利用可能でしたが、国際線は往復で予約する必要があります。さらに、全ての旅程が申込済でないと予約ができません。

必要となるマイル数はゾーン制という分け方をされています。
出発地と目的地のゾーンと、国内線と同じく3つのシーズンにより必要マイル数が決められています。

f:id:romulus_k:20160815150700j:plain
ゾーンの区分は上記の通りです。(ANA公式ページより引用)
シーズンの区分は国内線と同じくローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンの3つです。
行き先によって細かく日付が分かれている点が、国内線と異なります。
例えば2017年2月を例にした場合、欧米やハワイ・オセアニアでは「ローシーズン」に分類されますがアジアでは「レギュラーシーズン」に分類されます。

f:id:romulus_k:20160815151051j:plain
それぞれの目的地、シーズンによって決められている必要マイル数の内、日本発着のものを引用した図が上記になります。
多くの人が憧れる「ハワイにビジネスクラスで行きたい!」に必要なマイルはレギュラーシーズンで65000マイル、「ニューヨークまで夢のファーストクラスで行きたい!」なら150000マイルが必要です。

ブラックアウト期間(特典利用除外日)の設定は国内線に比べると少なく、(少なくとも2018年までは)ハワイの現地発エコノミークラス1/1~1/2だけです。
ただし乗り継ぎで国内線の利用がある場合、その区間は国内線特典航空券のブラックアウト期間が適応になるため注意が必要です。

www.ana.co.jp

国際線特典航空券を確保するためのテクニック

国際線の特典航空券は、国内線以上に争奪戦で、往復共に最適な便を確保するのは難しいと言えます。
それでも、その確率を上げる方法がなくはありません。

まず、以前の記事でも書いたことがありますがSFCを取得すること。上級会員になることで、開放される座席数が増えます。
国内線の場合は一般会員と上級会員で開放される座席数に差がない(と言われている)ため予約ができるできない、ということについてSFC取得がプラスに働くことはないのですが、国際線の場合は歴然とした差として現れると言えるでしょう。
さらにダイヤモンド会員になれば、プラチナ会員・SFC会員よりもさらに取りやすくなると言われています。空席待ちになった場合に最優先で確保されるというところが大きいほか、座席数の開放が推測される場合もあるようです。
ただし平会員とプラチナ会員・SFC会員との差に比較するとそこまで差は大きくはないと言われています。推測に過ぎませんが、
平会員<<<<<プラチナ会員・SFC会員<<ダイヤモンド会員
というようなイメージでしょうか。プラチナ会員とSFC会員の間の差については、全くの0かほぼない、というのが現状です。

次に、国内線と同じような形でのテクニックの部分。
国内線では、往路または復路のどちらかを2ヶ月+14日前に確保しておき、本来の往路の予約開始日に往路または復路のどちらかの日付を変更し元々の予定の旅程にする、という形でした。

国際線の場合もそれと似たような形です。
ただし国際線の場合は往復共に申込してないと予約ができず、かつ「14日以内なら復路も同時に予約できる」といったような違いもありません。
往路も復路も、それぞれの355日前にならないと予約ができないということです。

この場合にできることは何か。
355日前に、往復共に同日の予約を入れるということです。
往路の予約を確定させている=発券している、ということが最重要、ということですね。

f:id:romulus_k:20160815164556j:plain
てきとうに羽田⇔ロンドンで検索してみましたが、上の図のような感じですね。

この後、本来の復路の355日前になったら、復路の便を希望の便に変更します。
便の変更はできますが区間の変更はできないので注意が必要です。

失敗のリスクはもちろんありますが、国内線の場合と異なって競合する相手も常に同じ土俵です。
国内線の場合は自分の往路の確保がどんなに早くても、相手が同時に復路の確保を始めているとどうしようもないということが考えられました。
国際線の場合はどのみち355日前にならないと予約ができません。理論上、予約が開始になる朝9時に往路、復路共に一番早く手続きを行うことができれば、確実に特典航空券を確保することができるということになります。
開放される座席数に差があるにせよ、この点は平会員でもプラチナ会員・SFC会員でも同じです。ダイヤモンド会員と言えど、発券後に横入りはできませんのでね・・・

場合によっては、発券手数料がかかっても電話で受付する方が望ましいということもあるでしょう。というよりも自分の場合もそうですが地方空港からの発着の場合、WEBからできると思わない方がいいですね、たぶん。
旅程が矛盾してしまって往復同日の予約を入れることができないので、予約開始日にすぐ確保、というのがどうしてもできません。

いずれにしろ、予約開始日の朝9時には、だいぶドキドキすることになると思います。

まとめ。問題はむしろスケジュール確保か

あくまでも自分の場合、ですが、国際線の場合は特典航空券の確保ももちろんですがどちらかというとスケジュールの確保の方が難しくて使いづらいなあ、という感じですね。
特典航空券の取り方云々の部分については、実践が少なすぎてあまり深いところまで話が書けないですね。正直。

355日前に予約開始、とは言っても、さすがにそんな先の予定を今から確定させられないですしね。直前になってキャンセル、というリスクを常に抱えながら、と考えると、休みが確定する2~3ヶ月前になってから空いているツアーを探したりして旅行する、という形がメインになってしまうかなと思います。

2~3ヶ月前になってくると、SFCを持っていてもビタッとくる日程が空いている日が本当にないなという感じになってくるので厳しいですよね。
国内旅行に切り替えるというのももちろんアリなのですが、SFCの特典の内容を考えてもやっぱり国際線に乗ってこその上級会員、という気もしますし。

いつかはビジネスクラス、ファーストクラスでの欧米旅行を夢見て、マイルも貯まってないのに特典航空券の空席をチェックしてみたりしています。

-マイルの使い方

© 2024 捕らぬマイルの皮算用~知識のANA埋め~