SFC取得への道その6、中欧4ヶ国旅行の4日目です。
4日目はプラハから南下して「世界一美しい町」と言われるチェスキー・クルムロフに向かい、その後またプラハに戻って自由行動後に夕食、1泊という流れでした。
ここまでの流れ
・SFC取得への道その6~中欧4ヶ国旅行8日間 1日目~
・SFC取得への道その6~中欧4ヶ国旅行8日間 2日目~
・SFC取得への道その6~中欧4ヶ国旅行8日間 3日目~
残念な予定変更
実はこの4日目、ツアーの直前になって日程が変更になったという経緯がありました。
本来の日程は、4日目にプラハを観光→5日目にプラハから南下してチェスキー・クルムロフを観光し、そのまま南下してウィーンへ向かう、という日程だったのです。
北から順番にプラハ→チェスキー・クルムロフ→ウィーン、という位置関係で、それぞれの距離はまあ大体同じくらいです。
そのためチェスキー・クルムロフに行く時には移動を兼ねた方が効率がいいのですが、4日目のプラハ観光で入る予定だったプラハ城が結婚式の予定が入って終日クローズになるという連絡が1週間前くらいに急に入ったらしく、残念なことに変更になってしまいました。
プラハ城での結婚式自体は、どうやら日本人でもできるくらいのものらしいのですが、1週間前とかになって急に入って来る結婚式ってのは、やっぱりなんかお偉い人のものだったりするんでしょうかね?
4日目の朝は、元々の天気予報が雨(しかも、所により雷雨、とかそんな感じの予報)ということもあって朝からどんよりとした天気でした。
宿泊しているシェラトンプラハチャールズスクエアの朝食は本来7時スタートらしいのですが、そこはJTBの力なのか、交渉により6時半からスタートに出来ましたという連絡が。朝早いことスタートしないとチェスキークルムロフ行って戻って来るだけでかなりの時間ロスしますからね。かなり急ぎ目の食事で写真撮る余裕もありませんでしたが、そこそこの食事はできました。味はまあ、1泊目2泊目と同じような感じでしたかね。
シェラトン入り口の灰皿です。出発が朝早かったおかげか、このマークを付けるための型をスタッフがめっちゃ押し込んでるところを見ることができました。
後そういえばこの日、朝2時半頃に一旦目が覚めた時にANAのマイレージアプリを起動させたら、往路の新千歳→成田と成田→ウィーンの分のプレミアムポイントがしっかりと積算されていて、数値自体は大したことはないのですが密かにテンションが上がりました。
出発する前:24744PP
新千歳→成田:1020PP
成田→ウィーン(予約クラスL、30%):1709PP
合計27473PP
朝早かったということもあって、バスの中では爆睡しながらチェスキー・クルムロフへ。
今回の旅程、どうにもどんよりした天気が続いていて、天気予報も微妙だし晴れたり雨が降ったり落ち着かない天気だったので、ホテルの窓にずっとてるてる坊主(奥様作)を付けていました。
そしたら、2日目のハンガリーはいまいちでしたが3日目のスロバキアはものすごい晴れたんですよね。
こりゃあヨーロッパにてるてる坊主を理解させたぞ、ってことで、世界一美しい町とやらのチェスキー・クルムロフも是非晴れさせてくれ!と思っていたのですが。
いやー、そしたらすごい晴れてましてね。奥に見える雲がささっといなくなる感じ、というんでしょうかね。晴れたヨーロッパ、最高です。
さてさて、チェスキー・クルムロフ城に到着です。チェスキー・クルムロフは小さい町で、個人旅行なんかでは行きづらい場所と言われていますので、こういう時バスの手配だなんだと心配しなくていいパッケージツアーは楽でいいですね。
「チェスキー・クルムロフ」という名前が長いのでつい略したくなりますが、「チェスキー」が「ボヘミア地方の」、「クルムロフ」が「川の湾曲部の湿地帯」という意味だそうで、バラバラにすると意味がよくわからなくなるそうです。
日本人はよく「チェスキー」って言うんだけど、略すなら後ろの「クルムロフ」にしないとこっちの人に通じないよ、という説明がありました。
いやー、この景色が最高でしたね。真ん中を流れているのはモルダウ川です。
合唱曲でうつーくしーきかーわよー、モールダーウのー、というアレですね。
ほとんど統一された屋根の色がきれいですね。奥に見える丘もいい感じです。
ほんと、大体どこを切り取っても絵になる景色が広がってます。写真下手くそでも、デジタル一眼の力を借りてそこそこきれいに撮れてしまいます。
城の中から見える外の景色。一通り城の中を見学し(城内は撮影禁止のところが多かった気がします)、街の中へ。
建物の雰囲気もいい感じです。
さっき上から見ていたモルダウ川をもう少し近くの橋から。
川にはボートがたくさんありました。画像ぼかしてるので若干わかりにくくなってますが、手前の方たち、カメラ向けたら満面の笑みで手を振ってくれてました。実にフレンドリー。
弾き語りのおじさんとかもいました。
一通り街の見学を終えたらお昼ごはんです。旅程には「ポーク料理」とだけ書かれていたこのレストラン、結局なんていう店なのかすらわからず終わってしまいました。
美味しかったですが、サラダもまあ普通、メインのポークは若干硬め、デザートはシャーベットとフルーツでさっぱりしていて食べやすいものの、特に感動するほどおいしい、というものでもない、という至って普通のお店でした。
お昼ごはんを食べた後はプラハに戻って、戻った後は3時間くらい自由行動です。
元々の旅程であれば午後の自由時間はもっと余裕があったかなあという感じではありましたが、そこそこ回ることはできたかなと思います。
とにかく人が多くて、旧市街の広場の天文時計の周りとかえらいことになってましたね。この写真はまだマシな状態です。
海外旅行初心者のRomulusさん、「海外を歩く時は、周り全員スリだと思え!」という格言を忠実に守っていたのですがさすがにこれだけのスリを相手にすると厳しいです(笑)
夕食会場は「ヘルゲトヴァーチヘルナ」というレストランです。
そこに至るまでの間に、プラハと言えば!という「カレル橋」を通ります。
そしてカレル橋と言えばこれ。聖ヤン・ネポムツキー像の台座のところにある銅のレリーフに触れると、幸運が訪れる、というやつです。大概誰かしらがこのレリーフをなでなでしているので、人がいなくなる瞬間を狙うまで結構時間かかりました。
カレル橋は全長が約516メートルで、端から端まで歩くと結構な距離です。間に銅像がたくさんありますが、全部で30体あるそうです。
そしてカレル橋を渡り切った先、レストランへ向かう道の途中にある広場。
謎のセンスを醸し出す2体の銅像。
左側の銅像の方がわかりやすいと思うのですがこの像、腰の部分と「ブツ」のところがそれぞれ動くようになっていまして、チョロチョロと勢いのない水の音を響かせながら延々と動き続けるという状態になっています。
芸術って・・・何かね?と語りかけるようなセンス。
それにしても、水の出方がいわゆる小便小僧とかの可愛らしさと違って、前立腺肥大まっしぐら、という感じです。
不思議なセンスだなあ、と思いつつ、気を取り直して移動します。
天気がよかったので、夕食の「ヘルゲトヴァーチヘルナ」ではテラス席に案内されました。
カレル橋が一望できる、いいロケーションです。ボートが頻繁に往来していました。
オリーブオイルのかかったガーリックトースト。カリカリで美味しい。
そりゃあビールも飲みましょうってなもんです。相変わらずの、一口飲んじゃってから写真撮るの忘れてたことに気が付くパターン。
前菜のカプレーゼ。水牛のモッツァレラチーズ。これはすごく美味しかったです。
メインは鴨肉。これはまあ・・・美味しかったですが普通でした。右にあるのはムラサキキャベツのザワークラウト、奥にある黄色いのはジャガイモのダンプリング(平たく言えばイモ団子)です。
デザート。アップルパイとアイスクリームでしたが、こっちはさらに普通でした。やっぱりヨーロッパのデザートには、あまり多くを期待してはいけないのかもしれないと思います。
食後の紅茶。時間がたつにつれ、日が暮れているのがわかる写真ですね(笑)
ハチミツが付いていて、このハチミツ入れた紅茶が美味しかったです。
夜もちょっとずつ更けてきた頃の、ボートとカレル橋。ライトアップされていい感じの雰囲気です。21時頃ですかね。
食事を終えたらホテルに戻って、気が付いたら寝ていました。
バス移動の間ほとんど寝ている割には、22時過ぎたらあっさりと眠くなるのは疲れているからなのか、時差ボケなのか、おじいちゃんなのか。
そんなことを思いながら、4日目は終了しました。