SFC取得への道その7。今回は旅割75のタイムセールがあったので急遽組み込んだ1人沖縄旅行です。
沖縄に行くのは2回目。前回は滞在時間が非常に短く雨にも降られましたが、さて今回はどんな感じになるでしょうか。
当日アップグレードがしたい!
<フライト詳細>
6/11 新千歳→那覇 旅割75 2095PP 9800円(PP単価4.68円)
6/12 那覇→新千歳 旅割75 2095PP 9800円(PP単価4.68円)
いやー、さすがタイムセールの沖縄路線。ここまでPP単価の低い路線には、なかなか出会うことがないですね。国内最長路線は普通席で行って帰ってくるだけでも4190PPが貯まります。
6/1~6/8まで新婚旅行で中欧旅行に行ってきたかと思いきや、そのわずか3日後にはまた沖縄へ。ちょっとだけ修行僧の気分になります。
中欧旅行の記事の一番最後にちょろっと書きましたが、ここまでのプレミアムポイントの合計は31342PP。そう、ANAプレミアムメンバーの仲間入りの入り口となる「ブロンズ会員」の条件を満たしているのです。
そしてさらに嬉しいことに、このプレミアムポイント、6/9の朝には既に積算されていたんですね。
まさかスターアライアンス提携航空会社の運航便がフライトの翌々日に積算されるとは思わなかったので、嬉しい誤算でした。他の方の記録とかを見ると、1~2週間かかっているケースも結構あるようだったので、かなり早い方だったんだろうと思います。
この積算が早いことによって何が得られるか。
昨日の記事で「事前サービスはプレミアムポイント積算の翌日から受けられる」ということを書きました。
さらに、当日アップグレードの成功率を高める心得の2つ目として「優先される種別になる」ということを書きました。
そう、9日にプレミアムポイントが積算されたことで、10日からは晴れて自分はブロンズメンバー。ブロンズ事前サービスがスタートした状態で11日を迎えると、旅割75からの当日アップグレードにおいて成功確率を高める「種別A」になることができるのです。
ヨーロッパからの長旅を終えて2日しかたっていないため、時差ボケなのか何なのか前日20時に寝てしまった結果、夜中の2時に起床。早起きと言っていい時間なのか謎です。
今回の旅の予定も全然立てていなかったので、新婚旅行の写真を整理したりしている内に朝になってしまっていました。朝ごはんはブレンディの贅沢カフェオレとサンドイッチ。ちょうど陸マイラー活動でいい還元率の案件があったので、こういうのは逃しません。
今回も1人旅なので、奥様の視線が痛いお出かけ。掃除機をかけるには時間が早すぎるので、クイックルワイパーをかける形で一応「掃除しときました・・・よ?」みたいな体裁を取って、6時頃に家を出ました。
新千歳空港に着いてすぐ、まずチェックインと空席待ちの手続きを。予定通りに種別Aの1番の空席待ちをゲットでございます。
さて、現在の時刻は7:15。フライトの時間は10:50です。実に3時間以上の時間があります。
国際線ターミナルまでの道をちょっと散歩してみたり、荷物の中に入れ忘れていたイヤホンをローソンで買ったり。
小腹がすいたのでフードコートで何かを食べようかと思ったのですが、ここはまあ同じお金をかけるならマイルを稼いでおこうという陸マイラー的精神を発揮し、ローソンでまたブレンディ贅沢カフェオレ+サンドイッチを購入。新千歳空港2階のちょっとしたテーブルとイスがあるスペースで食べて飲んで、朝からカフェオレ飲みすぎて若干気持ち悪くなりました。イスもそこまでいいイスじゃないので、こういう時にラウンジのありがたみを感じます。
ANAラウンジは使えませんがANA VISA ワイドゴールドカードがあるのでカードラウンジは使える、ということで、8時半ちょっと前から以前にも利用した「スーパーラウンジ」へ。
ビジネスブースだとコンセントも利用できるし、ほとんど朝一なのでそこそこ空いていて快適でした。
その間、搭乗する便の空席状況と空席待ちの状況を定期的に確認していましたが、空席は生じず。空席待ちは、9:49時点で種別Aが2人、種別Bが2人という状況になっていて、結局このまま更新されることはありませんでした。
そして呼び出し開始時刻10時35分のちょっと前、25分くらいに新千歳空港の呼び出しカウンター付近へ。
新千歳空港の空席待ち呼び出しカウンターは、なぜか保安検査場を通る前、チェックインカウンターを正面に見てさらに左手にあります。
空港案内【国内線】│航空券│ANA国内線
出発口Aの方の保安検査場のすぐ右隣です。
10時28分頃に「プレミアムクラスは予約済のお客様で満席となりました」というアナウンスが流れました。
朝一の空港アタックも空しく、当日アップグレード撃沈です。
というわけで後は素直に保安検査場を通って搭乗口に向かうだけ・・・なのですが、ここから保安検査場がまさかの行列。
空席待ちの呼び出し開始時刻=保安検査場の通過時刻なので、この時点でもうギリギリなんですよね。
「沖縄便ご利用のお客様はANA職員までお声かけください」というアナウンスも普通にかかっている時間です。アナウンスを聞いてまっすぐ向かえば結局15分前ほぼちょうどに保安検査場を通過できるくらいのタイミングではありますが、間に合わない人が出そうな感じがあります。
搭乗口に向かって、優先搭乗の人をうらやましげに見送った後、混み合う中を搭乗。早起き(?)だったということもあって、乗って離陸した後すぐ寝る態勢に入って、起きた時には3列くらい前方に飲み物を配っているCAさんの姿が見えました。
ちょっと寒かったのでコンソメスープをもらい、この後はほとんどを音楽聴きながら寝て過ごすという形になりました。
飛行時間3時間45分はさすがに長いです。
また雨だけどウミカジテラスと龍神の湯へ行きたい
さてさて人生2回目の沖縄。那覇空港に到着して飛行機を降りた瞬間に蒸し暑さを感じましたが、天気は前回同様のどんより具合。
雨こそ降っていないものの、何とか耐えています感漂うあいにくの空模様。Oh...雨男。
新婚旅行でプラハに行った時にいたチャラガイド(5日目参照)が「プラハでは、雨が降ると男のせいになるんですよね。逆に天気がいい時は女のおかげになります」とか言っていたのがリフレインされます。そう、たぶんこの雨はオレのせい。
今回の目的地は瀬長島にある「ウミカジテラス」と「龍神の湯」。
日帰りの修行でも余裕で行けるくらいの距離にあります。
最寄駅はゆいレール赤嶺駅。那覇空港駅の隣です。
晴れていれば、歩いてでもまあ行けそうな距離ではありますが。
外はものすごく蒸し暑くてじとっと汗をかいているのに、ゆいレールの車両の中に入るとすごくひんやりするような感じでエアコンがガンガン効いてて、風邪ひきそうだなと思いました。
赤嶺駅に着いた後は、案内に従って左(南口)へ。
ついに降り始めた雨にがっかりしながら近くをうろついていたらブックオフが見つかったのでそこでちょっと暇をつぶして、15:35のシャトルバスに乗車。
シャトルバスの乗り場とか時間は、瀬長島ホテルの公式ページ「地図・アクセス」で詳しい説明が見られます。
地図・アクセス │ 琉球温泉 瀬長島ホテル | 沖縄リゾートホテル【公式サイト】
シャトルバスに乗って、15分くらいで瀬長島ホテルに到着します。
到着して、さて最初に何をしよう。ちょっと小腹がすいたかな・・・
今日の朝から食べたものは、サンドイッチ2個とブレンディ贅沢カフェオレ2個だけです。まずはウミカジテラスでごはんを食べようと思って向かった・・・のですが。
ウミカジテラスは、先ほどのGoogleマップを見るとよくわかりますが、瀬長島ホテルから見ると南西の方向にあります。
ところが無類の方向音痴Romulusさん、完全に逆の方に歩いていきました。
結果、写真の右方向に見える瀬長島野球場の方に向かって歩いていってしまっていました。
しかしこっちはこっちで、那覇空港を発着する飛行機を結構な至近距離で、かなり頻繁に見ることができます。ANAもJALも見放題。
飛行ルートの真下は「撮影ポイント」となっています。
結果、瀬長島野球場を横切ってまたぐるっと回って一旦ホテルに戻ってきて、今度こそウミカジテラスへ。
雨が降っていなければ最高のロケーションだったでしょうね。・・・・orz
さすがに天気も悪いので、まばらに人はいたものの閑散としていました。
何食べようか迷いましたが、「タコライスCafe きじむなぁ」でタコライスを食べることにして、しばし休憩。
おいしいタコライスでございました。
食べ終わった後は、またホテルに戻って今度はホテル内の温泉「龍神の湯」へ。
龍神の湯の目玉は、「立ち湯」があるということ。
立ったまま壁に寄ってぼーっと海を眺める。たまに聞こえてくる飛行機の音を聞きながら、過ぎていく飛行機を眺めて、温まる、と。
深さ1.2mの温泉というのはなかなか珍しいと思うので、新鮮な体験でした。
お子さん2人を肩にかついで入って来るお父さんとかいて、笑みを浮かべながら話しかける地元のおじいちゃんとかいて。
微笑ましい光景でございました。
寝湯とかサウナとかもあって、結局1時間半くらいを入浴に費やしていたんじゃないかと思います。風呂上がったら18:15くらいだったかな?
帰りもシャトルバスを利用しますが、今度は「パレット久茂地」行きのバスに乗ります。
前回同様、お宿は「KARIYUSHI LCH」。
パレット久茂地ってのは県庁前駅からすぐのところにある商業施設なので、ほぼホテルまで無料で連れていってもらえるような感じなのです。
今回も「2nd」を利用。部屋の広さはそこそこですが、1人で泊まるには十分なスペースです。アメニティグッズ付のプランだったので石鹸、シャンプー、リンス、歯ブラシをもらいましたが通常は付いていません。
寝間着も用意されていないのでそのへん持って行った方が快適かな、という感じです。
国際通りにある宮古そばの店「どらえもん」へ
ホテルに着いたらすぐ、国際通りにある宮古そばのお店「どらえもん」に行こうと思っていたのですが、イギリスがEUを抜けるか抜けないかの国民投票を控えていたこの時期、池上彰の特番でヨーロッパについてやっていまして。
国境検査なしで国境を越えることを許可する協定である「シェンゲン協定」とかについてもやっていまして、つい3日前までヨーロッパに行っていたのでいやーヨーロッパ楽しかったなあー、いつかはビジネスクラスで行きたいなあー、なんてことを考えてたら気が付いたら1時間くらいテレビに見入っていました。
20時50分頃、ちょうどお腹もすいてきたのでようやく外出。
国際通りにある宮古そばのお店「どらえもん」へ。
尊敬するブログ、やじり鳥さんのところで以前紹介されていまして、行きたいなあと思っていたのです。
今回の旅の目的は、龍神の湯に行くことと、「どらえもん」で宮古そばの「どらえもんセット」1000円を食べることです。
この「どらえもんセット」、内容はソーキ、三枚肉、てびちが入った宮古そばと、ジューシーがセットになっているものです。
肉がボリュームたっぷりで、おいしかったです。ソーキはもちろんですけど、三枚肉も美味。
「どらえもんセット」は、さすがに肉が多すぎた。
一回は食いたいけど、次は、、、
「次はイタリア『てびち』抜きでやろうぜ」。
やじり鳥さんでこんな感じに書かれていましたが、確かにまあ・・・てびちは、なくてもいいかも(笑)
そのくらいお肉感たっぷりの沖縄そばです。
沖縄そばのあっさりした基本的なお味はなんとなく安心する味ですね。付け合わせにある紅ショウガもありがたいです。
さて満腹になったところでホテルに戻ろう・・・と思ったら、店に向かってくる時には小雨だった雨が一気に土砂降りになり、またしてもビッシャビシャになりながらホテルに戻る羽目に。
前回に引き続いて、ごはんを食べて帰る時にビッシャビシャになるという事態に落ち込みながら、オリオンビールとわさび柿の種を「KARIYUSHI LCH」の建物に入っているローソンで買って、部屋飲み。
部屋でやったことと言えば、これ以外はずっとドライヤーで服乾かしてたくらいです。放置してたんじゃ絶対に乾かないであろう、というくらいずっしりと濡れておりました。繰り返しになりますがKARIYUSHI LCHは寝間着の用意がありませんので、ここうっかりすると辛いことになります。というか、なりました。
まあ乾いたかなー、ってくらいまで乾かした後は、割と早い時間にさっさと不貞寝。
帰りも当日アップグレードがしたい!
翌日、起床は3時40分。絶好調時差ボケ中でございます。
まあ若干早すぎる起床ではありますが、今日も昨日に引き続いてやらなければならないことがあります。
そう、空港ターミナルビル開館アタックで当日アップグレードを試みる、というやつです。
朝一のゆいレールで空港に向かっても実は「ほぼ開館アタック」にしかならないのですが、現実それしか方法がないのでホテルのチェックアウトもせず荷物もホテルに置いたまま、空港へ。
結果問題なくまた種別A1番の空席待ちをゲット。
ちなみにこの朝一の空港に向かうまでも土砂降りに近い雨で、朝からテンションが下がる展開でした。風も強かったので、ちゃんと飛行機飛ぶんかいなと心配になるレベル。
さて、これをゲットしたら、後はもうやることがありません。時間はまだ6時半前。さて何をやるか・・・
この時間、空港の施設も全くと言っていいほど、まだどこも開いていません。
それでも開店が6:30と早い「A&W」に、10分くらい待ってこっちにも開店アタック。
同じように考えている人がいるのかわかりませんが、数人自分と同じように並んでいる人がいました。朝から大盛況です。
人生初のA&Wに来て、何を食べるか。
否、ハンバーガーはむしろオマケです。
アレを飲まずに沖縄を去ることができるだろうか、いや、できない。
はいこれ。「A&W」と言えば!というルートビアです。
セットでなく単品でルートビアを頼むと、ジョッキで提供されるんですね。しかもおかわり無料。おお、太っ腹。
ハンバーガーは人気No.2だという「メルティダブル」にしてみました。
さてこのルートビア、味の評判は「マズイ」とよく書かれています。
「飲むサロンパス」とか言われてます。
さてどんなもんか・・・
ゴクリ。
・・・・うーん。
なるほど、確かになんていうんでしょう、後味に香る湿布感がありますね。
でもまあ、甘味もそこそこあるし、そこまでマズイってほどではないかな?
ただ、ジョッキで提供されてる時点でかなり量が多いので、おかわりする人いるんかいな?という感じではあります。
一番近いのは「ドクターペッパー」でしょうかね。アレよりも甘味を強くして、後味に湿布薬風味を付け足したらルートビアになる感じ?
まあ・・・一般的においしいと言われる味かと言われると・・・微妙です。似ている味がまあ、ドクペですからね。エル・プサイ・コングルゥ。
さてさて、満腹になったところで時間はまだ7時です。
ホテルに戻る以外にやることない。
雨にうんざりして、朝からポリッピーとオリオンビールとシークァーサーのビアカクテルで酒を飲みます。
このビアカクテルはかなりさっぱり風味。
しばらくホテルでまったりして、チェックアウト割とギリギリの9時半頃に再度ホテルを出て、また空港に向かいます。
前回同様、首里城まで行こうかどうかを迷いましたが、またしても雨で断念。どうしてこうも雨に降られる展開が続くのか。
空港でお土産を見繕った後は、またカードラウンジ華にいたのですが、いやー混んでた混んでた。
まあ那覇空港の場合はANAラウンジも混んでるんであまり大差ないのかもしれませんけど、それでもカードラウンジよりはやっぱりANAラウンジの方がいいですね。
ほぼ満席なんじゃないかというくらいで人の入れ替わりも激しくて、座って休める場所ではありますけど「ゆっくり」休む場、ではありませんでした。
前回の時には気が付かなかったのですが、尊敬するテラヤマアニさんの「保安検査場C」の記事を見て、あっちそんなスペースになってたの!?と思ったので使ってみることに。
ほんとに人がいなくて閑散としていましたね。
検査場を通過した後の道のりも、正直保安検査場Bを通過するのとあまり変わりないのでこっちの方がいいんじゃないかと思いました。
ANAラウンジも使えないので、搭乗口付近のイスでぼーっと待ちながら、空席待ちカウンター付近をうろちょろするという感じに。
正確に言えば、ブロンズ会員なのでマイル使えばANAラウンジ使えるんですけど、あまりにも割に合わなくて使う気になれません。
そして、搭乗開始の15分前。
・・・はい、プレミアムクラスの空席は出ませんでした。
見事に往復共に当日アップグレード撃沈です。
新千歳⇔那覇って、当日アップグレード成功することあるんでしょうかね・・・?
帰りは疲れすぎていて、離陸する前から寝ているような状態でした。
それでも貧乏性根性なのかなんなのか、飲み物配られる瞬間だけパッと起きる、というね(笑)
アップルジュースもらって、飲んだ後はほんと到着する時の振動で目が覚めるまでずっと寝ていました。
プレミアムポイントはこの往復を以て合計35532PPに。
いよいよゴールが近づいてきました。